折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第29回

2011-08-29 | 書道
     お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)


【読み方】

いけつ かゆう        べんき ししょく

せいきゅう きかい      ちょうぞう こうきょく

たいじょく きんち      りんこう こうそく



【意味】

人道を守って、よく一家を経営する計画を子孫に残し、その身に忠孝の道を守って、勉めて身を立て、家を興せよ。

自分から常に省みて、過失のないように心がけ、事物に注意してその行いを慎みいましめよ。君の寵愛が増すときは極めて高ぶるものであるから、よくその程度を守るべきである。

君の寵愛を得て、高ぶるときには、高位の身になるほど人に妬まれ、恥辱の身に及ぶことがあり、高位高官にのぼれば好機をみて退き、山間に閑居するがよい。

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