折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

やぶ蚊の群れに付きまとわれ・・~『キツネノカミソリ』の群生地を観察

2011-08-27 | 友達・仲間
黒目川沿いの斜面に群生する約5万本ものキツネノカミソリ。


幼なじみと月1回は行うことにしている『山歩き』。

8月は20日(土)に群馬県にある榛名山の最高峰『掃部ヶ岳』(かもんがたけ1449m)に登ることにしていたのだが、生憎の悪天候で急きょ取り止めに。

そこで、山歩きではなく、平場歩きをしようということになり、先日、Kくん、Hちゃん、小生の3人で『キツネノカミソリ』が群生している場所を観察に行って来た。(もう一人の仲間のMくんは、急遽当日仕事が入ってしまい不参加)

場所は、桜の季節に一度同じメンバーで歩いた小生のホームグランドの黒目川上流にある新座市営霊園。

この霊園の黒目川沿いの斜面林の中に、キツネノカミソリが群生しているとのことで、これを観察しに行こうと言う訳である。

黒目川を遡ること約1時間30分、黒目川左岸の林の中にオレンジ色のキツネノカミソリがはっきりと確認できた。

早速、霊園内に。

 
新座市営墓園入口:墓所が6,600基あるそうで、園内に入って、その規模の大きさにびっくり。(左)、キツネノカミソリの群生地には、遊歩道が整備されていて、観察しやすくなっている(右)


新聞等に取り上げられて、一躍有名になったキツネノカミソリの群生地。
霊園では、あちこちに掲示板を出してサービスに努めている。

われわれも、この案内板に従って現場に向かう。

地元市民の皆さんが「新座キツネノカミソリ保存会」を結成して、キツネノカミソリの保存活動を行っているため、遊歩道などが整備されていて、ゆっくりと群生しているキツネノカミソリを観察できるようになっているのだが、問題はこの場所に生息する「やぶ蚊」の大群。

キツネノカミソリは、葉が枯れた後に花茎を伸ばし、8月ごろにオレンジ色の花を咲かせる、ヒガンバナ科の多年草。
今年は8月7日(日)に鑑賞会が開催されたとのことで、我々が行った時は、ちょっと盛りを過ぎた感がした。
ちょっと前まで降っていた雨にぬれた花弁が、しっとりと美しかった。



写真を取ろうと立ち止まると『待ってました』とばかりに集まって来て、手と言わず足と言わず、顔と言わず、肌が露出している所にたかって、刺しまくる。我慢できない痒さである。

そう言えば、ネットで検索した時、『虫除けスプレー必携』と出ていたな、その準備もしていたのにうっかり忘れてしまった身のうかつさを呪って見ても後の祭り。

写真を何枚か撮った後は、早々にこの『蚊』の群れから脱出した。

今年は、時期的にも少し遅れ、また、蚊への対策も不十分だった。
来年は、花の最盛期に万全の『蚊』対策をしてまた来ようと思った次第である。

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