昨年より1週間早く開花した黒目川遊歩道の河津桜。
久方の 光あふるる 陽だまりに 河津桜や 咲き初めしかな
これまでの冬型の気圧配置が緩み、昨日は春を思わせる陽気となった。
散歩コースにある河津桜の蕾がピンクに色づいている。
近寄ってよく見ると、数輪花が開いていた。
そこで
陽だまりに 河津桜や はや一輪
とメモした。
その日の夜。
「ふるさと納税」でゲットしたという「山形牛」を娘夫婦が持参、皆ですき焼きに舌鼓を打った。
食事が終わって、孫二人が「百人一首」をやるというので「読み手」を務めた。
小4のKくんは、今、学校で百人一首をやっていて、何枚か「得意」の札があるとのこと。
その1枚が
久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
という、紀 友則の句なのだそうだ。
そこで、昼間メモした句を急遽百人一首風にアレンジした次第である。
三寒四温ですね。