折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『シャッター通り』ならぬ『自販機』通り

2008-08-13 | 日常生活
1歳10ヶ月になった孫のKちゃんの目下の興味は、もっぱら『電車』である。

家の敷居の桟に電池を幾つも並べて、『ガタコン、ガタコン』と言いながら電車ごっこに熱中している。

そんな訳で、Kちゃんが我が家に来ると、決まって電車を見せに最寄の駅の近くまで連れて行く。

そのKちゃん、自販機にも興味津々で、電車を見に行く道々、自販機を見つけると小生の手を引っ張って自販機の所に行く。

思うに、散歩などの際パパさんが自販機で飲み物を買うのを見ていて、特にお金を入れるとボトルが出てくるのが面白いのだろう、自販機の所に行くと必ずボトルが出てくる場所を手で開ける仕草をする。

それにしても、Kちゃんが自販機を見つけて道草を食う回数が余りにも多いので、電車を見終わった帰りに自販機の数を数えて見た。


            
            電車が見れる場所に行くまでには、自販機がいっぱい


すると驚くことなかれ、何と我が家までわずか7~8分の距離の間に10箇所、21台の自動販売機が設置されていた。

普段は余り注意も払わずに見過ごしているが、こうして実際に数えて見るとその多さに、これではまるで『シャッター通り』ならぬ『自販機通り』だなと改めて驚かされた。


そこで、Kちゃんたちが帰った後、ネットで自販機の設置状況を検索した所、国内の自動販売機の数は、約540万台、人口当たり23人に1台の割合で、そのうちの半数が飲み物類の自動販売機であると書かれていた。

自販機は確かに便利ではあるが反面消費する電力の量は莫大である。最近、コンビニの営業時間の見直し論議がかまびすしいが、環境面への配慮、省エネといった観点から見ればむしろ自販機の撤去こそが先に議論されてしかるべきではないかと痛感した次第である。

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