なだらかなすり鉢状の草原に約100万本のひめさゆりが咲き、辺りをピンク色に染めている。
山肌を ピンクに染めて ひめさゆり
梅雨の晴れ間の1日、幼なじみのKくん、Mくん、Hちゃんの4人で福島南会津地方の高山植物を愛でるバスツアーに参加して来た。
朝7時30分出発、小休止を2回、昼食はバスの中。それでも、最初の見学地ひめさゆりの群生地高清水自然公園に着いたのは正午過ぎ。福島は遠いということを実感する。
ガイドさんがバスの中で、林道を少し歩くと目の前がパッと開けて、ピンクの世界に瞬間移動する感覚になります、と説明してくれたので、大いに期待したが、現実はイメージほどではなかった。
それでも、なだらかなすり鉢状の草原全体が淡いピンクに染まり、ひめさゆりが風にそよぐさまは長い時間バスに揺られて疲れた心身を潤すには十分であった。(以下次回に続く)