折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

梅の実を捥ぐ

2013-06-17 | 日常生活
今日は我が家の梅の実を捥いだ。
例年より10日以上早い収穫である。

今回の収穫高は約10キロ、1週間ほど前に青梅の炭酸水煮用に3キロほど捥いでいたので、合計約13キロ。
去年よりは、質、量とも良かった。

 
今年の梅は質、量とも平年並み。(左)、まだ取り残した梅の実が・・・(右)


この捥いだ梅、この後はかみさんが一手間も二手間もかけて『梅干し』にするのだが、この『梅干し』について昨日の「天声人語」が書いているので、ちょっと紹介したい。

▼梅雨が明ければ三日三晩の土用干しが待つ。一人前の梅干しになるまでに結構な手間とひまがかかる。そうして一粒一粒が、食欲を刺激し、食あたりを防ぐといった効用を宿すのである。「手塩にかける」といった忘れがちな言葉を、年に一度の梅仕事に思い出す。日本の雨期の、しみじみ嬉しい生り物である。(6月16日朝日新聞「天声人語」より抜粋)