折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

美空ひばりの曲を、ヴァイオリン、フルート、ピアノで聴く

2013-06-26 | 音楽
今日は朝からじとじとと雨が降り続く典型的な梅雨の1日。

1昨日、昼は河川でカートを引いてのゴルフ、夜は居合の稽古と運動のダブルヘッダー。また明日は福島方面にニッコウキスゲ、ヒメサユリを見に行くバスツアーがあるので、今日は完全休養日。

午前中は本を読み、午後からはCDを聴いた。

聴いたCDは、美空ひばり・オン・ヴァイオリン、オン・ピアノ、オン・フルートの3枚。

いづれも美空ひばりの代表曲を「ヴァイオリン」、「ピアノ」、「フルート」の楽曲に編曲したもの。

美空ひばりオン・ヴァイオリン 演奏:幸田聡子(左)、美空ひばりオン・フルート 演奏:萩原貴子(中)、美空ひばりオン・ピアノ 演奏:樋口あゆ子(右)


3枚に共通して言えることは、

■ 原曲が素晴らしい ■ アレンジがまた素晴らしい ■ 演奏も入魂の演奏でこれまた素晴らしい

即ち、「原曲」、「アレンジ」、「演奏」が揃ったまさに「三位一体」のCDであるということである。

そして、特に聴きどころはアレンジの「冴え」である。

それぞれ特徴のある「悲しい酒」、「お祭りマンボ」、「津軽のふるさと」の3曲を聴き比べて見た。

オン・ヴァイオリンでは、クラシック調のアレンジが冴えわたり、オン・フルートではジャズ風のアレンジが実にユニーク。

対照的なアレンジによって、同じ曲でも全く聴いた印象が違うのには驚かされる。

音楽のもつ不思議さであり、楽しさである。

そして、たまには、こういう音楽の聴き方も面白いのではないかと思った次第である。