折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

ブログが取り持つ「縁」となりうるか?

2008-09-04 | オーディオ談笑会
小生のブログのコメント欄への書き込みは滅多にない(ちょっと寂しい)のだが、その日は珍しく書き込みがあった。

その書き込みは、小生が今年5月9日に書いた「取り持ってくれた幾つもの<縁>に感謝」と題するブログの記事に対するものであった。


そのブログの内容は、本ブログでしばしば登場するオーディオ談笑会の主宰者Kさんが、今から20年ほど前に、英国の著名なスピーカー<タンノイオートグラフ>のエンクロージャー(スピーカー・ボククス)を自作した時のエピソードを、取り持ってくれた4つの<縁>を中心に取り上げたもので、これら幾つもの<縁>に恵まれてはじめてオートグラフのエンクロージャーが完成した、と振り返り、感謝の気持ちでいっぱいである、と今のKさんの心境を紹介したものであった。



Kさんが自作したマニア垂涎のスピーカー<タンノイ・オートグラフ>が
鎮座するリスニングホール


さて、件(くだん)の書き込みであるが、要約すると

タンノイオートグラフのエンクロージャーを自作すべく図面を書き始めたが、わからないことだらけで困っていた所、サイトの検索でこのブログを見つけた。もし、可能ならブログにあるKさんに質問したいことがあるのだが、どうすればよいか

と言う内容であった。


この書き込みを見て、小生のブログにたどり着くまでには、それなりに苦労もし、大変だったんだろうな、と推察した。

小生はエンクロージャー自作にまつわる<縁>をテーマに書いたのだが、この書き込みを一読して、これもまた一つの<縁>だなと思った。

同時にブログで紹介した4つの<縁>は終わっていないのかも知れない、ひょっとしたら新しい<縁>につながっていく可能性も無きにしも非ずだな、とも思った。

そして、これはブログが取り持っ一つの<縁>であり、この<縁>を大切にし、できるならばこの<縁>が叶うよう応援してあげたい、と心から念願し、Kさんにその旨連絡し、協力を要請した。

Kさんからは、状況が許せば最大限の協力をしたいとメールがあった。

書き込みをしてくれたIさんには、Kさんのメールを転送した。


小生としては、あの4つの<縁>のエピーソードの後に、新しいもう一つの<縁>が加わることになれば、ブログを書いた当事者として、それこそこの上ない喜びである。