折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

ピンチ・ヒッター

2006-09-07 | 音楽

ブログを書く時、内容が音楽に関わりがある場合は、<今日の1枚>として、事前にその音楽を聴き、その時のエピソードに思いを馳せながら、原稿を書くことにしている。

その音響装置が、聴き終って電源を落とす時に、スピーカーからノイズが出るなど、このところ調子が悪かったので、ちょっと心配になり、熱烈なオーディオ・マニアで、「談笑会」の主宰者K氏にメールで診断を依頼したところ、多分、コンデンサー類の経年劣化、即ち、アンプのパーツの寿命ではないか、メーカーにメンテナンスしてもらったらどうか、と懇切丁寧な回答を頂戴した。

(「談笑会」については、7月30日のブログ「究極の音、至福の時」を参照ください)




そうこうしている内に、先週末、遂にアンプが故障してしまった。
早速、メーカーを呼んで修理を頼んだが、10日ほどかかるとのことで、その間、ピンチ・ヒッターとして、数年前に購入したボーズ社のウエーブレディオCDに代役を務めてもらうことにした。

本機は、一般紙にも広告が載り、カタログハウスの「通販生活」では、必ず上位にランクされる、スグレもので、小さなボディの割には、臨場感溢れる音が聴けるので、ピンチ・ヒッターとして、十分役割を果たしてくれると、期待している。

むしろ、普段余り聴く機会がないので、改めて本機を聴き直す絶好の機会かもしれない。

昨日、ジャズピアニスト・本田竹広の「ふるさと」を聴いて見たが、ピアノが生々しく、朗々と鳴っているのに満足した。



ピンチ・ヒッターと言えば、音響装置だけでなく、ブログについても、「音楽にまつわる思いを、折々のエピソードを交えて綴る自分史」と言う本来のテーマに照らして見れば、最近の内容は、まさにピンチ・ヒッターのようで内心忸怩たる思いが、しないでもないのだが・・・・。

ブログも2ヶ月間書き続けてくると、やはりと言うべきか、思ったとおりと言うべきか、本来のテーマだけを書き続けることのむずかしさを、今さらながら実感している。

かくして、ピンチ・ヒッター的な投稿が多くなるのだが、今は、とにかく続けることに意義があると割り切って、色々なことを、思いつくまま、綴っていこうと思っている。