グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

参院選の勝敗ライン

2010年06月13日 | 日記
本国会の会期問題にカタがつくと政界の関心は一気に参院選に移っていく。
選挙の焦点といえば言うまでもなく勝敗ラインになるが両党首の当初の見解はビックリするほど控え目であった。
谷垣総裁は当初改選議席数39に対し40以上との数字を口にしたが党内からの反発もあって今はこれを取り下げ、具体的な勝敗ラインは明示しないものの敗戦となれば総裁を辞任する旨の発言にとどまっている。
たしかに改選総議席121で40台は政権奪回を目論む政党の目標としては低すぎるといえるかもしれない。
一方菅首相といえば改選議席数54に対しベースとして50という数字を挙げたが勿論これでは単独過半数に遠く及ばない。
どうもこの両党首の慎重な言い回しは「選挙後も自らの地位を確保したい」との意思の表れのように思えるが選挙日が近くなればあらためて具体的な見通しを求められるだろう。
民主党がアテにしている内閣支持率も投票日までにまだ一山あるに違いない。
両党、第三極各党とも選挙公約をキチンとブラッシュアップし参院選に勇んで臨んで欲しい。

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