7月に米国で始まったALS支援氷水かぶりキャンペーンが我が国でも大流行だ。
著名人が勇気を振り絞って氷水かぶりにチャレンジする様子が楽しめてなおかつALSに対する社会の理解度が進み浄財が集まるとなればこれはもういいことづくめである。
まさにネット時代の新しいチャリティ活動だ。
ただ敢えて一つ云わせてもらえば「チャレンジャーが(氷水かぶり実施後に)後継者を3名指名できるルール」はどうもねずみ講を連想してしまいあまりいい気がしない。
指名を受けた者の中には健康のために氷水かぶりを躊躇する者も居ようし、そもそもチャリティなどは強要されるものではないと考える者もいるだろう。
仮にも「NO」と言えないような空気が生まれているとしたらそれは行き過ぎだ。
もっとも被指名者が進んで応じることを確認の上で指名を行っているとすれば話は別だ。
バンバン水をかぶりバンバン義捐金を拠出したらいい。
チャーリー・シーンのように氷水の代わりに現金そのものをかぶるのもいいだろう。