大学予備校大手の代々木ゼミナールが全国27拠点のうち20拠点を閉鎖する方針を固めたようだ。
多くの私立大学が定員割れになっている現実についてこのブログで言及してきたが予備校だけが盛況ということはあり得ない。
だから今回の措置は当然の成り行きかもしれない、いやむしろ遅すぎたくらいだ。
今後の課題は閉鎖施設(教室)や希望退職を迫られる教職員の活用だ。
今回閉鎖される拠点は主として地方なのだが地方創成こそ安倍改造内閣が取り組む重点分野の一つだ。
受験生教育の場やスタッフを社会人教育の場にうまくシフトできないだろうか。
遠隔教育だってテクノロジーの方は十分だろう。
平成版職業訓練所またはビジネス・スクール、そんな発想と経営努力が今求められるのではないか。