グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

横浜・傾斜マンションの建替え決定に思う

2016年10月09日 | 日記
横浜・傾斜マンションの全棟(4棟)建替えが決まったようだ。
原因が杭打ち深度不足という建設業者サイドの手落ちなのだからこの落着はある意味当然だ。
これを機会に建設業者は手抜き工事全般にもっと敏感になっていくことを期待したい。
ところで今回のケースについていえば所要経費(400億円を超えると見込まれている)についてマンションのデベロッパー、ゼネコン、杭打ち工事業者間の分担がまだ未調整だそうである。
何せ前例がないことに加え金額が大きいだけに交渉は揉めるかもしれない。
各々の本来の取り分(受注金額)は分かるのだろうが管理責任と実施責任の定量化は難しい。
ことは(いち早く「全棟建て替え」を入居者に申し出た)三井レジデンシャルのリーダーシップと調整能力にかかっていると思うのだが果たして・・・?
夫々の会社にとっては「モノ言う株主」の存在も気になる。
さぞかし頭の痛いことだろうが結局自ら蒔いた種なのだ。


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