グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

オリンパスの不正経理調査報告に思う(その3)

2012年01月25日 | 日記
不正経理処理に関わる調査が第三者委員会の手で行われその結果オリンパスが現・元取締役と現・元監査役に対し損害賠償請求訴訟を起こしたことは以前に触れたとおりだが同社の株主も同様に現・元経営陣に対し集団訴訟を行った。
前者は原告である同社の代表者および経営陣が同時に被告(の一員)でもあるため分かりづらい構図だがその点後者の場合は原告・被告が完全に分離されており提訴プロセスは自然に理解できる。
有証虚偽記載に何らかの形で関わった役員諸氏には本当に気の毒だと思うが粛々とその罪を償って欲しいと思う。
それがわが国の証券市場の信頼を回復させるための最も有効でかつ近道だと思うからだ。
いささか過激な意見に過ぎるかもしれないが日本の株主はもっと集団訴訟という手段と権利を行使していいのではないかと思う。
企業経営者だって自らやましい所がなければ「全く恐れるに足らず」だ。


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