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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党幹部の「一強」批判に思う

2019年01月05日 | 日記
昨日の自民党政調会長の「一強状態は決して望ましい状態ではない」との発言には驚いた。
というのは氏は数か月前の総裁選で派閥の領袖として熟慮を重ねた末にその一強体制に賛成票を投じていたからだ。
一強体制の是非について賛否あることは理解するがもしも現下の「一強体制から脱却を目指さなくてはいけない」というのなら何故先の総裁選で自身が立候補するなりあるいは対抗馬を支援すべきだったと思うのだが当時の行動は全く理解できないのである。
今頃になって一体何を考えているのだ、という感じである。
これでは派閥の同志は戸惑うばかりではないのか・・。
心変わりがあったとしても変わりすぎだ。
ただ今の一強体制は政治の安定どころか明らかに暴挙や不祥事などの温床になっている。
言行不一致はともあれ結果論として氏の「一強」批判は歓迎している。
遅まきながらの勇気にもね。
この一件は新しい政治展開の糸口になるのかもしれない。