グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

安倍一強体制の変化に思う

2019年01月21日 | 日記
自民党政調会長が安倍一強体制についてそれとなく批判するようになってきた。
先の総裁選では自身の出馬を見合わせ総裁の3選を支える方に回ったのだがここへきてこれは大きな変化だ。
「やはり禅譲などあり得ない、好戦論こそ早道」との宗旨変えがあったのだろうか。
そうそう、憲法改正問題についも党内で慎重論が頭をもたげてきた。
以前のように改憲一辺倒なんて雰囲気は影が薄くなってきた。
様々な意見が交わされるようになったのは結局望ましい方向だ。
近く予定されている全国の知事選などでも自民分裂傾向が表れているという。
今さら言うのも何だが総裁3期目は客観的に見て難題が続く。
ロシアとの領土問題の決着やG20議長国としての取りまとめは元々だれがやっても難しい。
消費増税はあれだけ軽減策が大盤振舞いではとても手柄とは言えない。
混乱だけがクローズアップされそうだ。
首相はレガシー作りを狙って3期目に入ったのだろうが風向き次第で逆に過去の高評価を食いつぶしていくことになりかねない。
リスクと隣り合わせの3期目だねぇ。