グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

読売ジャイアンツの補強戦略に思う

2019年01月08日 | 日記
読売ジャイアンツの思い切った補強戦略が話題となっている。
中でも昨年度の優勝チーム広島カープから2年連続MVPを獲得した丸選手はカープの中心選手でしかも伸び盛りであっただけに双方のファンから驚きをもって受け取られた。
丸選手以外にも西武ライオンズから炭谷捕手が新たに加入したが捕手ポストには小林選手が定着しつつあった上に以前キャプテンを務めた阿部選手がコンバートされていたファーストから捕手に舞い戻る計画が具体化して居たのでこれもいささかビックリである。
それ以上の驚いたのがジャイアンツ生え抜きであった内海投手と長野外野手の放出だ。
両者とも上述大型トレードの人的補償ということだが28人というプロテクトはかかっていなかった。
ということはどう弁解しようが「放出は覚悟している」ということだ。
特に長野選手は2年もの間他チームからのドラフト指名を断り続けようやく念願のジャイアンツに入団した経緯がある。
内海投手だって菅野投手が入団するまではジャイアンツ不動のエースとして屋台骨を支えた。
それが人的補償とやらで住み慣れた球団を去るのはどこかに割り切れないものを感じているのではないか。
両者ともジャイアンツに対して未練たらしいコメントは一切ないがその健気さの中に無念さのようなものが伝わってきそうだ。
新チームの采配を取る原監督は「両選手を守ってやれなかった」とのコメントを残していたようだがプロテクトをかけていない以上「守ることは二の次だった」といわれても仕方がない。
いやはや、プロ野球の世界も厳しいものだ。
関係者全員が結果を出せればいいのだが・・・。