グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

オリンパス新社長人事に思う

2012年02月22日 | 日記
不祥事で現経営陣の多くが逮捕に至ったオリンパスで再生を担う新社長が内定した。
新社長が現取締役からの選定ではなく執行役員からの登用であったことを一先ず評価したい。
現取締役はたとえ逮捕を免れたとしてもあれほどのヒドイ経理処理を見抜けなかった、あるいは容認した罪は大きいと思うからだ。
幸いオリンパスは事業そのものは健全でかつ競争力を有しているため一旦ウミを出しつくせば遠からず優良企業の座に返り咲くものと考えられる。
未だ同社の株価は不祥事発覚以前の半分程度に留まるがこれが元の水準に戻ってこそ初めて「再生なった」ということだろう。
是非とも新社長の誠実な舵取りで一日も早い再生を果たして欲しいと思う。
それにしても疑惑解明のキッカケを作ったあの外国人元社長の復帰はなかった。
何でも大株主だか、金融機関が賛意を示さなかったということらしい。
理由はさっぱり分からない・・・。