グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

オリンパス粉飾決算続報に思う

2012年02月19日 | 日記
オリンパスの粉飾決算事件について真相が徐々に明らかになっている。
先日逮捕された前社長は以前から積極的な関与は否定していたのだが調べが進めば進むほど主導的役割を果たしてきたことが明確になってきた。
隠蔽工作の進捗状況を確認したり、疑義を指摘した監査法人を自ら解任したり、はその一部だがウッドフォード元社長の解任動議根回しなどにいたっては最早言い逃れは不可能だ。
さらに気になるのは元社長解任動議に応じた取締役の処遇である。
あれだけ不自然な投資案件を承認しまた前社長の働きかけに応じ元社長の解任動議に賛成した役員はもはや同社の経営に携わる資格はないだろう。
一部の報道では今回逮捕を外れた現取締役は引き続き取締役の任に留まる可能性があるように伝えられているがここは例外なく一掃すべきだ。
オリンパスは究極まで「生まれ変わること」を貫いて欲しい。