グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日銀のインフレ・ターゲット導入に思う

2012年02月23日 | 日記
日銀が中長期的な物価安定のメドとして消費者物価の前年比上昇率で2%以下、当面1%を中心に設定することを決めた。
中央銀行がインフレターゲットを設定することについては賛否あるようだが現下のデフレ退治に有効な施策ではないかと思う。
昨今の日経平均株価の続伸や超円高の是正は日銀のこの動きと無縁ではないだろう。
この傾向が続けば輸出産業の多くは数十億、数百億の増益で元気づき株主諸兄の財布のひもは緩むはずである。
筆者は以前よりプチバブルの創出を提唱してきた。
1%程度の物価上昇は許容範囲内である。
年金生活者にとって年率1%のインフレは大きいとの声もあるが今までのデフレ経済下でも年金切り下げはなかったのでその分恩恵にあずかってきた。
もちろんインフレが確認されれば連動させていったらいいと思う。
要は機動的な運用であろう。