グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党の「重鎮議員への担当分野割振り」に思う

2012年02月09日 | 日記
民主党が代表経験者や副代表など党内の有力者に対し特定分野の政策を担当させる方針を決めたとのことだ。
重鎮議員に汗をかいてもらうこと自体特段異存はないが鳩山元首相は外交、菅前首相は新エネルギー政策を担当すると聞いていささか不安になってきた。
今回の措置は党幹事長の発案と聞くが狙いはどこにあるのだろう。
重鎮議員のモチベーション維持・向上なのだろうか?
それとも幹事長自身や多くの一般議員が先輩議員の提言を本気で欲しているというのだろうか?
今民主党に求められているのは円滑な党内運営、議会運営であって時計の逆回しではない。
重鎮議員には個別分野の政策立案ではなくむしろ高所大所から党内融和や野党との対話のための触媒機能を果たして欲しいと思うのだがどうだろう。
首相はしばらく「適材適所」という用語を忘れたほうがよい。