刈り取り間近の稲と典型的な前方後円墳の浅間山古墳(倉賀野町上正六)
適当な写真が無かったので、いずれも再掲です。google mapで上空から見ると
その形状が今もはっきりと残っているのが非常に良くわかる。 ↓
https://www.google.com/maps/@36.2985367,139.0339576,409m/data=!3m1!1e3
そろそろ寒さが近づいてくる。 成年男女のほとんどが車を所有する群馬県。暖機運転
という言葉がある。 寒さの厳しい時に車のためや乗り込んだ時に寒さに震えないように
エンジンを始動し、エンジンが滑らかに回るようにまた室内を暖めておくことを一般的に
は指す。
車は回転する部分が沢山ある。 金属と金属の接触して互いに動く部分には潤滑油が
必要となる。 エンジン、ミッション、デフレンシャル、ステアリングといった箇所。それぞ
れそこに適したオイルが潤滑を担っている。
部分には潤滑油が不可欠です。 数年前、関越道嵐山PAにて出会った光景。これでも
公道を走る以上車検は通っているのだろう。
さて普通暖機運転といえばエンジンを温めることで良しと思っている人が多いのではない
でしょうか。潤滑油の流動性からいえばいちばんさらさらしているのはパワーステアリン
グオイル、ミッションオイル、エンジンオイル、ギヤオイルそしていちばん硬いのが車軸に
塗りこめたグリースこんな順番になるだろうか。
そこで考えておかねばいけないのが、車外にある特に車軸のグリースの状態。厳冬期の
それは走り始めはまだ相当に硬い状態と考えなければならない。この状態で普通のスピ
ードで走れば、車軸の潤滑が不十分になる恐れがある。
厳冬期の走り始めはこうです。 効果的な暖気運転は人間と同じ下半身を暖めることと思
っている。いわゆるエンジンの暖気はしない。ガソリンの無駄だから。すぐに発進させる。
変速ギヤはマニュアルLの状態で、幹線道路に出るまでの200mくらいはアクセルを踏ま
ずにそのままのろのろと走る。この間でエンジンは温まり、硬化していた車軸のグリスが軟
化しはじめ本来の潤滑を始める準備が整う。 幹線に出れば普通に走っても潤滑不足に
はならない。 毎日毎朝のことだがこんなことを守れば現代の車は10年、15万キロは快調
に走る。
げられている。 はっきりと読み取れないがオーヘンハウザと読める。ドイツ製か?
エンジンが十分に温まったとはいえ、いきなり40kmで走れば車軸部分の潤滑不足が起っても
不思議はない。 結果として車軸のベアリングの損耗につながる。朝の出勤時は誰でも時間と
の戦いだ。 200mが無理ならせめて100mでものろのろと走りましょう。 反面高速道を走る
機会があれば、一時的にシフトダウンし、エンジンを4000回転以上に回して、気筒内に溜まっ
ているであろうカーボンをその勢いで外に吐き出す。 また高回転にならないと機能しない機構
の動作を確認する。 エンジンは穏やかに回していればそれで良しと言うものでもなさそうだ。
大金をはたいて購入した愛車を長く乗りたいものです。
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