赤城山の最高峰黒檜山に登る下準備のためが目的だったが、素晴らしい紅葉に
遭遇した。来週は登る予定です。もう山上の風は冷たい。小沼を初めて一周した。
秋晴れが保証された1日だったので、5月以来の榛名山群登山をしてきました。今日の
登山対象は榛名湖の北に位置する鬢櫛山(びんぐしやま)と烏帽子ケ岳です。
榛名湖の水面に映る二つの山、左が鬢櫛山、右が烏帽子ケ岳です。風がないので湖面
に完璧に映っていました。
今日のルートです。地図では①の地点が登山道の取りつきです。GPSで確認したので
間違いない。②に進んでいくと何やら怪しい雰囲気。あるべき道がないのです。進ん
で行けば何とかなると思って②まできました。ここに明らかに人工的なしかし朽ちた
橋がありました。丸太橋を渡って先に進めば30分で⑥の峠に着いたはずです。
あまりに朽ちているので橋を渡らずに左にルートを取りました。本来の道は谷の右岸
を通過している。②から左に曲がっても谷の右岸であることは変わりないのでそのま
ま③まで進みました。振り返ると道でないところを登っている。行く手に大きな岩塊
が立ちはだかっている。心配になってGPSを取り出し③にいることが確認できた。
予定のコースからかなり西にずれている。岩塊の下を今度は右にルートを変更し予定
の道に出るべく修正するが、人の入らない森なので倒木が多く思うように先に進めな
い。結局予定のルートより西寄りに適当な尾根を探しながら⑤で鬢櫛山と烏帽子ケ岳
を結ぶ尾根道に出る。30分でここまで来られたのに2時間もかかってしまいました。
①の登山道の取りつき。このさびた矢印に引かれてしまいました。
そこより200m位北に行ったここが登山道取りつきでした。赤テープが三重に付け
てあるだけで鬢櫛山へとの案内板があればどうということはなかったのに。
鬢櫛山という女性的な穏やかな山名の割には頂上はいたって質素なもの。頂上標識の
文字もほとんど読めません。立ち木に邪魔されて眺望も悪い。榛名山群では不遇の山
だなと思いました。クタビレ爺さんのブログで紹介されたこの頂上から北西に伸びる
尾根を進んで無名峰までのコースはまたの機会とすることにし、平らな山頂から派生
する尾根を確認して帰途につく。
眼下にある榛名湖は見えず、木立の間から春に登った相馬山のピークが望めるだけ。
帰路確認した⑥の尾根を乗り越えているから峠といってもいいのか。左は烏帽子ケ岳、
右は往路に登ってくるはずだった登山道。あるブログでここを笹峠と紹介していました。
帰路確認した朽ちた丸太橋。往路この橋を渡って進めば何ということはなかったのに、
橋の向こう側で左に曲がってしまったのが、苦労した原因。
まだまだ磁石を使っての地形図の読みが甘いなと反省。GPSに頼り過ぎてはいけないと
痛感した次第です。
しかし山が浅いのでこの程度の迷い道は特に心配になるということはありません。藪の
中をもぞもぞ移動するモグラ登山にはちょうど良かったかもしれません。ただ烏帽子ケ
岳へは登れなかったのは残念。後日の楽しみということにしておきましょう。
定番の写真です。榛名山群の真ん中に位置する榛名富士。山群の名の付くすべての頂を踏
んだ最後にこの山に登って(もちろん徒歩で)そこから見える山の頂に足跡を残した思い
出を振り返るのもまた一興かと考えています。
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