期待していたアイソン彗星も太陽に接近しすぎて分解しなければこんな風に見えたのだろうか?
野菜農家のプロが老いて市場に出荷できるほどには頑張れない。 しかし何もしない
と畑が荒れる。 自分の家で消費するだけの野菜を作っている。 そこは元プロ、少し
ばかりの野菜では満足せず、結局自家消費分をはるかに越える収穫がある。 親戚
やご近所にもらっていただくことが生きがいにもなる様子。 それでも処分しきれない
ものが、たまたま訪ねた私のところに回ってくることが時にある。 もちろん辞退はす
るのだが、折角の好意を無にしてがっかりさせてもいけない。 いただくのも孝行
か? 職員に分けたり、我が家に持ち帰ってご近所に分けたりしたところで夫婦二人
ではとても食べきれず、多くは廃棄処分にせざるを得ないことが多い。
数年前から野菜くずをゴミ回収に出すのではなく、ゴミポットで堆肥化している。
これがなかなか面白い。 いい堆肥を作るには経験上いくつかのポイントがある。
① 水分を良く切ってからポットに投入する。 雨水が入り込まない工夫が必要。
② あまり大きなものは腐るのに時間がかかるので適当な大きさにみじん切りにす
る。晩秋にはケヤキの落ち葉を数センチ敷き詰める。
③ 釣りえさ用のみみずを購入して放り込む。 2箱も投入すれば後は勝手に増える
④ こうしておくと春先から夏にかけてミミズがどんどんと野菜くずを食べその糞が堆
積していい腐植土に変化する。ミミズの力は偉大です。
⑤ ポットのふたを開けて匂いを嗅ぐ。 少しすっぱい匂いがしていれば成功。 逆に
どぶの匂いだと腐食には違いないが、堆肥にはならない。 腐食の進む夏場の管
理が重要。
ポットの中。ブルーの色は釣り具店で購入した際に箱に入っていたミミズの餌さ。
うまくいくと投入した量の20分の1くらいに体積が少なくなり、いい堆肥になる。 問
題はこの堆肥の最終処分場(使用済み核燃料みたい) 我が家の狭い庭ではもう埋
めるスペースがない。どなたかもらってくれないものでしょうか。
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