湯ノ丸スキー場から西を見る。正面に湯ノ丸山、左に烏帽子岳。この日は黄砂が飛んでいたよ
うで北アルプスや戸隠山や高妻山は見えなかった。
雪はたっぷり、でもなかなか好天気に恵まれずにここまで初滑りを控えていた。ようやく好天
に恵まれた先週、初滑りに行ってきた。目的地は長野、群馬の県境で浅間山から西に連なる
2000m級の連山の一画にある湯ノ丸スキー場。穏やかな傾斜と標高の高さがもたらす抜群
の雪質で知られたスキー場だ。
上信越道からいっきに30分駆け上がると県境に到着する。アクセスも申し分ない。
更に毎週金曜日はシニアデイと称して1000円で好きなだけリフトに乗れる。尤も夢中却っ
て滑る年でもないのだが・・
今年は雪の上をすべるイメージが頭に浮かんでこず、果たして滑れるのかはなはだ疑問だった。
そして第一滑、スキー場で一番の緩斜面を恐る恐る滑る。300mほどの広いゲレンデに数人
しかいない。8年ほど使い込んでいる板が気持ちよく雪面を削る。なかなかやるじゃないか!
満足感を味わいながらリフトの起点まで降りる。この後5回ほどこの斜面で慣らし滑走。技能
は衰えていないことを確認する。
そして
頃は良しと隣の中級ゲレンデに移動する。数年前は決して急斜面と捉えていなかった。なのに
今回この斜面に完全に腰が引けてしまっている。斜面に応じた前傾姿勢がとれないと様様不具
合が出てくる。一回滑ってだけで足がくたびれてしまう。なんてこった・・ 中断した時期
もあったが半世紀滑っている結果がこれかよ? その気持ちを引きずってしまい、あんなに納
得した最初の緩斜面に戻ってもなにかぎごちない。これが年相応ということか?
早々に引き揚げる。
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