toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

610-040918高山村に遊ぶ

2022年09月18日 | 季節の変化

 

思い立って高山村に遊ぶ。この村の他県内の川場村、嬬恋村更に上野村などは各村独自の取り組み

をして元気な村の印象を受ける。

高山村は西側を除くと、峠を越えないと村内に入っていけない。中心部は標高6~700m前後の

盆地。はやりの道の駅の駅名を「高山盆地道の駅」と称して盆地であることを売り出している。川

場村田園プラザの賑やかさにはかなわないが、結構な人数が集まっていた。どちらも幹線道路沿い

でないにも関わらず集客力は見事なもの。

高原の稲田は一足先に秋の色に染まっている。それらの遠景には小野子山三山が優美にその姿を見

せていた。

 

 

この村のもう一つの魅力ある施設は県営群馬天文台。本格的な天体望遠鏡を備えている。高原ならでは

の澄みきった空気と光害と無縁な環境が選ばれた理由だろう。昼間なので望遠鏡を覗く楽しみはなかっ

たが面白いことに気付く。要請すれば車でここまで来ることができるようだが、一般には500余段の

木製の階段をクマよけの鈴をつけて登っていく。この階段がまことに良く考えられている。普段から足

腰の鍛錬のために階段があれば努めて登ることにしているのでさほど苦痛ではない。それどころか歩幅

と段差が一致しているおかげで無駄なく足を運べる。実に快適。

少し息を切らして到着すると、異様な造形物が迎えてくれる。解説版によればそれぞれが天文学的に意

味ある方向や位置が考慮されているらしい。山の上の造形物としては異形だが雰囲気は盛り上がる。

 

非常に危険な台風と呼ばれる14号が九州に近づいている。毎週欠かさず見ている番組ポツンと一軒家

では何度も取り上げられることの多い九州地方。山の頂上近くや、尾根の影あるいは谷筋にしっかりし

たお年寄りがしたたかに住んでいる。台風の襲来には慣れているからこそこんな所に住み続けておられ

るとは思うが伊勢湾台風並みとまで言われているこの台風でこの人々に被害出ないことを祈っている。

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