タモ材で 久しぶりのお盆挽きです。
柔らか目のタモ材で 逆目がとまらず平らになかなか削れません。ガウジを良く研いで 少しずつ少しずつ削って荒目のサンドペーパーのお世話になってやっと何とか仕上げました。もうちょっとと思いましたが もうちょっとのところで大失敗することが多いので もうちょっとはやめておきました。(-_-;)
玉縁のお盆 左Φ275×25mm 右Φ215×25mm
この写真では良く判りませんがチジミ杢目が綺麗に出ているのです。塗装すれば杢目が浮き出てくるのかもしれません。
タモ材で 久しぶりのお盆挽きです。
柔らか目のタモ材で 逆目がとまらず平らになかなか削れません。ガウジを良く研いで 少しずつ少しずつ削って荒目のサンドペーパーのお世話になってやっと何とか仕上げました。もうちょっとと思いましたが もうちょっとのところで大失敗することが多いので もうちょっとはやめておきました。(-_-;)
玉縁のお盆 左Φ275×25mm 右Φ215×25mm
この写真では良く判りませんがチジミ杢目が綺麗に出ているのです。塗装すれば杢目が浮き出てくるのかもしれません。
ティースプーンの粗整形削り出しをして中磨きをしてます。 左が中磨きが終ったもので 右が粗削り出しをしてこれから中磨き待ちのものです。今回のはベンドを強めにしてみましたが強度が心配です。
今日はTVから目が離せなくて 甲子園は準々決勝で西東京代表の東海菅生高校が第一試合に出場(勝ました)。
お昼にはNHKの のど自慢は八王子市からの放映でした。
先月始め 出来上がったばかりのティースプーンを大量20個もお買い上げいただきました。アクリル絵の具で絵をかいて飾りスプーンを作るんだそうです。「だったら100均 で売っているのが安くて良いのではないのですか?」と助言すると「あれは品がなくて駄目なのよね これがいいのよ」と嬉しいお言葉です。 で 在庫補充作業にとりかかりました。今回も短コロ半割で材料作り 桜・胡桃・榧・モチ等です。
ウエブサイトで手作りスプーンやカップ作りを見てみますと生木丸太を鉈で粗削りしてナイフやフックナイフを使って作っている画像がUPされています。そんな手作りは とても出来ませんが短コロ半割を鉈で割って角材を作ること位は出来そうですのでやってみました。使ったのは両しのぎ(ベベル)の鉞(マサカリ)タイプです。ウッドターニングと同じで凸部を均し削りをする時はベベルを意識して削ると上手く削れるのが 面白いです。
ティースプーンを4個 木取ろうとすると45~50mm角あればよいのですが鉈で割り出しましたので余裕を見て60~65mm角あります。二面を手押し鉋で矩に削って基準面として取り敢えず正角になるまで自動鉋で削ります。その後に45~50角になるまで虫食い・シミ・割れ・節等の欠陥のある方を削り落とします。
既製の平割材だと木取り作業が簡単ですが こっちの方がスリルがあって面白いと思う性の悪さには自分でもあきれてしまいます。(-_-;)
ビアーマグカップ カイズカイブキ 高さ98mm 開口Φ80mm
6月半ばに木取って仕掛かり中のビアーマグカップ6個が二ヶ月ぶりに仕上がって その内の3個です。少し使い難いようですが使えないこともないようです。(笑) 別にビール以外の飲み物を飲んでも良いし 飲用カップ以外の使い方でもかまいません。
昨日は 小雨が降ったりやんだりで湿度は高かったのですが気温は低くやっと25℃を超えた位で涼しかった一日でした。
枝の切れ端を柄にしてスプ-ンやホークの先を差し込んで子供さん達がカトラリー作りをするのだそうです。既に切ってある120mm程の枝切れ100本に ただ5.5mmの穴を開ける作業の依頼と思って お請けしたのですが 受け取った材料は写真の手前の 長さ500~600mmの細枝でした。なんとか余裕を見て130本ほど切って穴をあけました。
真直ぐな太さの均一の材料ならスライドソーやテーブルソーで ちょん切れば簡単なのですが こんな曲がったり凸凹している材料を切る時はちょっと油断をすればキャッチを食らって怪我をしたり機械を壊したりしてしまいます。キャッチの原理をよく理解して慎重に切ることが肝心です。少しでも危ないと感じたら 面倒くさがらず手ノコの使用が正解です。
5.5mmの穴を開けて試しに差し込んで見ましたら楽に入りますが楽に抜けてしまいます。堅目の樹種では5mmで 柔らかい樹種では4.8mmが良さそうです。曲がったり枝別れのある柄に垂直の穴をあけるには神の手を使います(笑)
久しぶりに仕事らしい仕事をさせていただきました。
一昨日・昨日と暑かったのですが今朝は気温が下がって一晩中エアコンを掛けなくてすみました。でも窓を開けて置いても25℃以上で熱帯夜であることは変わりません。
一輪挿しの水張りテスト。削ったばかりの時は白っぽい色でしたがウレタン塗りをすると薄茶色の良い感じに仕上がってきたと自画自賛。怪しいのが3個ほどありましたが防水処理が効いたのか一昼夜の水張りテストでは水漏れはありませんでした。
6月17日に粗挽きしておいたマグカップ材です。
粗削りして取っての穴をあけたところで これから取っ手を整形して仕上げ磨きをします。一年ほど前から取っての形を少し変えてみたり カップ本体の形も少し変えてみたり いろいろ試し作りを繰り返していたのですが ま~こんなものかなと言うところで新バージョンシリーズとして在来型と並行して しばらく作っていこうと思っています。
物真似にならないようにしているつもりですが・・・・・。
作業小屋のある美山町の今日の夕焼け。久しぶりの綺麗な夕焼けでした。
夕焼けの反対の東の空に虹が出ていました。
見た目では七色にくっきり綺麗でしたが 夕焼けの赤色が強いので写真では黄色の右側に見えていた青色は良く映らず はっきり見えませんね。
小径木の樹皮を生かした一輪挿し挽きです。
材料さえあれば作るのは簡単ですが 何処かで売っているわけでもないので入手は神頼みです。なので下さる方は神様なのです。戴ける木は ほとんど生木なので乾くまで1~2年位い経たないと使えませんし 運よく乾いた木を戴けたとしてもその総てと言っても良いほど虫食いやひび割れや一輪挿しには適さない樹種だったりで使い物にならないのが多いのです。ここのところ 一輪挿し用の小径木が種切れ状態ですのでまだ少し湿気のあるヒメシャラで無理やり作ってみることにしました。 左側の5個は椿です。
昨年の5月と7月に「工房・木多の家」の増田順一さんから戴いたΦ50~135mmの姫沙羅の短切りの一部で伐採してから1年半ちょっと 戴いてから1年ちょっとになります。戴いてすぐに太いところはサラダっボールに細いところの一部は脚付きミニボールに使いましたが 半分ぐらいの残りは乾燥させてから使うつもりで「真冬の新月の日に伐採したので根元側を上にして立てかけて置けばひび割れはしない」との増田さんの教えに従って立て掛けて乾燥させておきました。戴いた当初から 小さいひび割れが入っていましたので念のため小口にボンドを塗っておきました。 今のところ虫食いも無さそうですし乾燥中のひび割れも全く入ってないようです。 そろそろ使ってみようかなと 細目の二本を長さ半分に切ってみましたが まだ大分水分が残っているようです。
Φ50~80mm 長さ90~120mmの姫沙羅と椿の短切り。一輪挿しの在庫補充作りをします。姫沙羅がまだ湿気っぽいのがちょっと心配。
2回目のオイル塗りたくって#1000でオイル磨きをして拭き取ります。いろいろあったり 怠けていたりで材料を引っ張り出して切り出してから2週間も経ってしまいました。
艶が出てオイル塗り特有のしっとりとした肌触
りになりました。
左がポリウレタン塗りで 右がオイルフィニッシュしたものです。汚れ防止効果の他に艶が増して手触りや見栄えがよくなりますのでワックス掛けをします。
ミズキの生丸太を挽き割って角材を木取った時の甲板(コウライタ)。厚みと同じくらいに挽き割って長さ200mmほどに切ってミクロ独楽の種材挽きをします。良く乾いています。
長さ200mm位でΦ15~30mmの丸棒が22本挽けました。表皮際ですので白太なのです。 ミズキの場合は辺材(白太)と芯材(赤身)の両方とも白いので見分けがつきませんが挽いてみればすぐ違いが判ります。辺材はガサついて柔らかくてこのままでは磨いても艶が出ませんし 着色しても色が冴えまん。
アップなので大きく見えますが長さ 120~130mmで 小ぶりのティースプーンです。 やっと塗装ブースの作業になりました。
30本ほどの半分の一回目のオイル塗りです。塗るというよりドブ漬けに近く垂れるオイルが落ち着いたところで拭き取り乾かします。二日ほど乾かしてもう一度塗り 乾き際で800~1000番のペパーでオイル磨きをします。残りの半分はポリウレタン塗りにします。
今日も真夏日で相変わらずの暑い一日でした。
正午過ぎ 奥多摩上空で積乱雲が盛んに盛り上がっていて雷の音が鳴っています。この辺は夕立にはなりそうではありません。
作業を中止していたティースプーン作りを再開。
左側が中磨きが済んだもの。右は中磨き前のもの。中磨きが終ったら掬い部分を彫ってから仕上げ磨きをします。
掬いの堀りは浅くて良いので簡単なのですが・・・・・。
梅雨が明けて茗荷が沢山出てきました。夏の味覚の代表です❓ 紫葉漬けが美味です。
12本位い取れるかと思ったら やっと10本が何とか使えるかな? ヒビ割れや虫食い穴があるので一本当たり三個(本)も木取れればいいかな。
粗切り出した30本ほどの平面形を整形したところです。これから厚み方向の整形をします。今日も一日中 暑い!暑い!の一日でした。