木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

梅材の細割

2017年10月14日 | 木工旋盤

 先日4日にUPしましたチェンソーで挽き割った梅材の細割をします。今日の「八王子手作りアートマーケット」は残念ながら雨のため中止になってしまいましたので車に積んだ荷物を下ろしたあと 空いた時間でやり掛けの作業をしました。

 反ったり捻じれたりでバンドソーでは挽き割り難いので酷い凸凹や捻じれをミニアックスで均して特殊ジグ?を使って丸鋸での挽き割りです。この後 どんぐり独楽用の円柱に挽きます。大分 ひび割れが入って使えない部分が出るのは仕方がありません。

 長さの1/3~1/2位までひびが入っているのが10本ほど混じっています。 ひび割れで使えそうにならないのは廃棄処分(薪)です。


盛器と小鉢

2017年10月10日 | 木工旋盤

  トチ 小鉢 Φ130×H57  欠陥だらけでしたので中挽きしたまま放っておいたものです。
  昨日の午前中は前日のフェアーの積荷降ろしと後片付け。午後遣り掛けの小鉢と盛器の仕上げ引きと一回目の塗り作業です。

 ピーラー(米松)盛り器 Φ230×H35


材料準備 その二

2017年10月04日 | 木工旋盤

 ミニスプーン材の粗木取り 
 ヒビだらけの桑の半割材のヒビに鉈刃を入れて割るとひびを避けられます。ティースプーン作りで試してから鉈割に嵌まっています(笑) バンドソーやチェンソーで挽き割ると ほとんど使えなくなってしまいます。ま~こんな木は普通 捨ててしまって使わないのでしょうけど。


材料の準備

2017年10月04日 | 木工旋盤

 

   一位の短切り 径80~120mm 長さ80~100mm。ぐい呑み・湯呑挽き材です。3年前の年末に北軽井沢の佐藤さんから 戴いた一位です。ひび割れもせずよ~~く乾いています。 

 

 入手時に既にヒビだらけでしたので薪にしようと ほったらかしにして置いた径が150と200mm 長さ450mmの梅。細小間切りにしてどんぐり独楽なら使えるかもしれない。

 9月のイベントで初めて並べて以外に人気があったテーブルカッティングボード。柳の下を狙って材料をを集めました。今回は桜材です。

 材料の用意が少しですが出来ました。
  左からドンぐリ用の小間切り梅材。 ぐい呑み・湯呑用の一位短切り材。テーブルカッティングボード用材。


ミニスプーン作り

2017年09月28日 | 木工旋盤

 頭の径が25~30 寸法は出来なりなのでまちまちです。 二つに割ってミニスプーンにします。見かけは簡単そうですが結構面倒な作業です特に小さい径のが。
 毎回の露天販売で少しずつですがコンスタントに出てゆきます。多めに作っておいたのですが小さいのが売れ切れになりましたので補充作りです。

 これからオイルフィニッシュします。更に追加補充するつもりです。

 


ククサもどき挽き

2017年09月14日 | 木工旋盤

 右の赤っぽいのは一位で他の三個はトチ。
  一位と左のワークは掴み代を削り出しましたが高さがその分低くなってしまうので残りの2個は掴み代を張り付けました。

 いろいろと形を変えて見てのマグカップ作りを試みていますがそれほど変わった物はできません。そこで思い切り典型的なククサの形のレプリカを作ってみることにしました。ま~ 言い換えれば物真似ですが基本に帰るのも大切なことです と言い訳です。(-_-;)


 縮み杢の出るトチを綺麗に削り磨くことが大変に難しくて苦労したことがあります。
 逆目が綺麗に削れずダメージでガサ付いた逆目が塗料を吸い込んで斑になってしまうのです。今回もそうなってしまいました。 あまり進歩がないようで ガッカリです。 
 解体床柱の端切れから削り出した一位はさすがに削りやすく仕上がりが良いです。


古い円盤の木取り材

2017年09月08日 | 木工旋盤

 棚に積んだまま大分 放ったらかしにして置いた埃だらけの円盤木取り材を引っ張り出してきました。それぞれいろいろの欠陥がある理由ありの材です。長年に溜め込んだ こんな使い残しの木取り材が捨てられずに沢山あります。先日の「キャンディーBOX」もこんな中から拾い出した材料でした。

 今日はこれから 明日の富士森公園で開催されます「八王子手作りアートマーケット」の積み込み準備をします。
  16~17日は群馬県の上野村の「上野村フェスティバル」(木工専科クラフトフェアー) 23~24日は八王子駅北口Uロードのプレアートムーチョに出店予定です。


キャンディーBOX

2017年09月05日 | 木工旋盤

キャンディーBOXΦ135 × H50(プルトップを除く)
  本体ブビンガ 左の蓋はクルミでトップはブビンガ 右の蓋はマホガニーでトップは黒檀。寄せ集めの材料で材種で選んだのではなく 切り落としがなるべく少なくなるように無駄が出ない大きさで選んでいます。(笑) 
 長いことほったらかしにして置いたブビンガ・マホガニー・胡桃・ホワイトオーク等のΦ140mm内外の円盤を使ってしばらくぶりに蓋付き小鉢を4個作った内の2個です。一応「キャンディーBOX」としていますが 使う方のお好きなものを入れてください。

   何年か前に寄木作品を沢山作ったころ壺状の寄席木作品に必ずと言ってよいほど少し凝った蓋を作ってましたがその時の蓋に比べると ず~~っとあっさりとした蓋です。


トースト皿挽き

2017年08月30日 | 木工旋盤

 Φ215×21マホガニー 7枚を準備
 時々作っては在庫補充しておいたマホガニーのトースト皿の在庫が尽きてしまっていました。残り少ない貴重な在庫のホンジュラス産マホガニー板の埃を払って円盤の切り出しです。

 一回目の塗りをしたところです。大き目のイギリスパン対応の内径200mmあります。


マグカップの木取り その二

2017年08月26日 | 木工旋盤

 ボソボソに腐けた部分(熟成し過ぎた部分)に木質強化剤をたっぷり浸み込ませて削って荒目ヤスリ掛けを終わったところです。随分汚い写真ですね。これから荒目から細か目サンドペーパーへ順次仕上げ磨きをします。腐け部分の削りに苦労するだろうの予想でしたので形は ごく一般的な形にして取っ手の上下の付け根部分を本体の淵と面一しましたので大分作り方が簡単になりました。

 サンドペーパーの仕上げ摺りを終わって一度目の塗装をしました。色が大分濃くなってきました。


マグカップの木取り

2017年08月25日 | 木工旋盤

 随分前に直径35cm位のクヌギの生丸太の蜜柑割りしたときの残材。白太は完全に腐けていてスポンジ状態で発泡スチロールのように爪で引掻くとポロポロ剥けてきます。芯材は反対にカチンカチンに堅くなっています。

 長さを半分に切り分けたら中心部にヒビ割れが入っていた。残念! 元の木口を良く見てみると ひび割れが見つかり それで放置してあったのを思い出しました。
 捨てないで久々の腐れ木の試し挽きに挑戦してみます。ここのところ比較的挽き易いカイズカイブキばかり使っていましたので フカフカとカチカチの混じった材料ではどうなるのでしょうか?