民主党がいかにひどかったかと言う。事実をねじまげ、今の、うまくいかないことのすべては、民主党政権の時代に作られたというのである。創価学会のなかで何が話されているのかと、非常な異和感を覚えた。
福島原発の後始末をやらされ、不眠不休の奮闘であった。(これこそ自公政権のつけだ。)そのやり方を、厚顔にも、ねちこちとイチャモンをつけた。
当然、全政党の同意出来る施策に関しても、自民党は、一切協力せず、徹底的に民主党政権の妨害をした。
あげくのはてに、「決められない党」などと揶揄する。決められないようにしているのは、自民党であるのに、そうしておいて、決められない党というのは、まさに、正義ではない。
自民党は、結局政権に戻った。だが、その方針は、国民のためではない。昔の日本をとりもどしたい、国民を自在にあやつりたい、その本音を次々繰り出してきている。
どんなはなしが、学会員の話されているのか、デマ、中傷に満ちたものではないだろうか。民主党政権時代にすべての、諸悪の根源があるとするのは、いかにも内幕を暴いているようで、真実から程遠い。
自民党は、公明党をどのように扱っているのだろうか。公明党は、国会喚問を持ち出すと、一発で静まることを知っている。弱点を理解している。
公明党が自民党を邪魔しないかぎり、それは言わないが、ひとたび問題になりそうになれば、指導者の国会喚問を言い出せばいいのである。創価学会員はそれを知っているだろうか。