新しい社会は、急にできるわけではない。少しずつ、あるいは、ある部分は、急速に変わるのかもしれないが、いずれにしろ変わっていかなければならないのは確かである。
結局、どのような方向へ国や社会が変わっていくのか、そういうプラン、展望が徐々にうまれてきているような気がする。平和で、民主的な政治、国民の生活に、行き届いたケアがなされる社会は、いずれそうならなければならない自明の政治目標である。
強引なやり方であっても、議席を得さえすれば、その意志どおりに政治を行うことができるというのでは、選挙のときにすべてが決まってしまうことになる。選挙後の、多様な意見や、状況の変化があろうとも、これに対応できないことになる。
安倍政権は、まさに無茶苦茶な解釈で、憲法の制限を乗り越えて、戦争ができる状態に歩を進めた。アメリカがどんなことを言ってくるか、あるいは、すでに海外に展開している自衛隊への影響などなど影響がどのようにでてくるのか、心配なことになってきた。