国会をとりまく人々。その数はもちろんだが、今までとは、質的に違う。付和雷同で集まった人々ではない。これは、高齢者が知っているかつての動員集会とは訳が違うのである。
アメリカは、日本の政治動向をみて、軍事予算を減らそうとしている。武器産業は、日本市場をチャンスとみて、さらなる売り込みをかけてくるだろう。自動車で得た利益を吐き出すだけどころか、国民を売り渡してでも、儲けのためならなんでもするつもりだ。
昨日の、山本議員の演説は、迫力があった。真実があった。迷いがない。民主主義の根幹に触れていく言葉の勢いがある。これも従来にはないことだ。
自民党は死んだと彼はボードを出していた。これは、多分議場のルールに反しているだろう。みんなそんなことをしていないからそう推測する。だが、与党は、それどころか、憲法そのものを踏みにじって、とんでもない法案を提出しているのであり、非難する資格などない。
戦争法案に反対する運動は、これからである。本気になってきた国民が姿を現したのである。国民を舐めきっていた政権のごまかしが明らかになり、彼等の命運がようやく尽きようとしている。真の民主主義が到来する可能性がでてきた。
かつての、うまくいかなければ挫折の運動ではない。長期にわたる闘いの始まりそれは、いつにかかって、国民の側にある。