自民党支持が34%、野党や支持なしをあわせると、こちらの方が多いが、実際の政権は自民が圧倒的な議席をもっており、多数決で、すべてを決められる。何故そんな馬鹿なことが可能なのか。まるで、マジックである。
そして、憲法違反の法律だって、成立させることができるということだ。こんなことをいつまでやるのか。少数意見でも権力を握れる選挙制度を導入して、彼ら強者、資本、その子分どもの狙い通りになっている。
小選挙区制の恐ろしさである。これは、制度導入の時期から判っていた。そしてそのとおりとなった。戦争法案の審議がすすむなかで、反対の声はどんどん増えている。
国会に集まった人々は、組織に動員された人ではない。こんなことは初めてである。マスコミは、元気よくシュプレコールをしているところだけを、切り取って、ときどき流しているが、実際は、法案の中味を話す人もいて、それを聞き入る人がいる。単なるデモではない。
国民は、中味を知ってきている。反対の声が盛り上がってきている。そんな実態を報道せずに、国民を舐めきった権力、マスコミは、いずれそれなりの罰を受けなければならない。その姿勢を非難されなければならない。
インチキ統計もありうる。誰が、信用ならない相手に本音を明かすものか。作られた統計がみえる。選挙の公正さを担保せず、政治への関心をそらせ、強者の思い通りに事をすすめることだけを狙う勢力の企みを見抜かなければならない。