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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

時代祭にはまる

2013年10月23日 10時23分50秒 | 思考試行

先頭の近づく気配があって、ただ見の人々が立ち始める。我々夫婦も立ち上がる。めっせで会った赤い花笠をつけたおばさんたちが、列を組んでコースを悠然とおどり始めた。ずっと、稽古をつんでこられているのだろう。なれた、おちついた雰囲気である。後ろ姿の腰つきなど、一瞬、色気を感じたりする。

いよいよパトカーの先導があって、二頭の馬。若い警察官の男女が騎乗している。  新鮮!

人馬のハーモニー、御所からの行列の最終地点らしい雰囲気もある。

明治維新から、時代をさかのぼっていく、生きた時代絵巻である。地元山科にお住まいという右隣のお人は、常連で、親切にも次々と解説をしてくださる。写真が好きでと、多くの作品を見せてくださった。

カメラの同好会にはいり、趣味三昧のお暮らしのようだ。顔色もよく、当方より、10歳も年上といわれるが、腰が痛くて、何度かしゃがみこんだ当方とは違って、まったくお元気で、シャッターを切り続ける。

戦争時代のことや、平和の大事さ、自治体市長の評価などなど、始めて会ったとも思えないほど、話が深まる。これもまた、祭りの魅力だろう。

行列をみながら、人間の営みの不思議さに思いがいたる。わかい娘さんたちの扮する歴史上の女性達の綺麗さは当然ながら、子供からお年寄りまで、年代層もひろく、いやいやをしながら、歩く馬の表情、落馬してしまった武将、まわりの心配。乗り直しての拍手。くたびれた表情を隠せない子供。写真撮影のために、観衆からの声掛けに応えて、ポーズをとる武将と歓声。なごやかである。

帰り道、学生アルバイトから、パンフレットを買う。500円という。笑顔のすてきな学生。言葉の感じから、日本人ではないと思って聞くと、ヴェトナム人だという。その笑顔がすばらしかった。


時代祭をはじめて見た

2013年10月23日 08時27分18秒 | 思考試行

竹内栖鳳さんの絵画展が、22日から始まるというので、京都へ出かけたところ、通行止めにあい、みやこめっせに車を止める。

そこで、今日が時代祭の日だということを知った。昼食を、めっせで済ませて、近くの交番前あたりが見物しやすいということで、そこへ行くと、有料席が2000円とある。

行列の到着が、2時ごろとあって、有料席は空いている。後ろの空間には、立ち見ができるスペースが充分あり、そこで、待つことにした。そのうち、有料席が次々埋まっていく。

それでも、ただ見だからといって、格別不満がない。周囲をみると、簡便な折りたたみ椅子を持っている人や、小さな座布団をビニールにくるんで、用意周到な常連がいる。

寝屋川から来たという夫婦連れの人から、行列のコースなど教わる。なんと、この場所が時代祭のゴール地点の直近であることがわかった。