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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「そして父になる」をみた

2013年10月10日 07時16分35秒 | 思考試行

ものすごい事件が起きたわけではない、といいながら、個人にとっては、根底からゆさぶられる事件があって、物語ははじまる。

日常生活に突如降りかかった事件。動揺する家族。そのなかで、生活の実際が、描かれる。エリートサラリーマンと、それほど繁盛しているわけではない電気屋の両家族。

家族の生き方の違い、生活の違い、両者の家族の行動。子供達の反応。人生とは何か、の問がある。この映画には、スピルバーグ監督が、いたく感動し、リメークの話に発展しているという。

こういうドラマは、いかにも日本的な感性があって、それが、アメリカあたりで、理解されるとすれば、社会の進歩、交流にも意味があると思う。

日本も、その良さがどんどん薄れてきているようで、こういう世界は、ひょっとしたらなくなってしまう文化であるかもしれない。

俳優の演技が、自然体で、特殊なものではなく、説得力がある。平日にも関わらず、観客も多かった。こういういい映画が、ヒットしているのをみるのは、嬉しいことである。