未曾有の大災害のなかで、どのようにしていくのかというこの時期に、政界の様子は何事か。6月頭には、大政争が起ころうとしている。谷垣氏は、腹をかためているという、一体何を考えているのか。
それが、歴史ある日本の現在の政治状況である。大災害があっても、何とも思っていない政治家の連中。この時期にも政争を辞めようとしない連中。まったくあきれるばかりである。
国民は、みんな被災者に思いをはせ、心ある人々は、多額の支援金を寄せている。まだまだ寄せなければならないと思っている。小生も憚りながら、金融資産の1パーセントは、寄付している。
もし、全国民がそうすれば、14兆円が集まるという。みんなしっかりと支援金を拠出してほしい。孫社長は、100億円の寄付をもうしでている。週刊誌は、まだ孫氏が、出していないなどと悪意の記事を載せている。記事を書いたあなた!自分もだせよ!
だいたい、口のたつ連中というのは、心がないのでは、と思ってしまう。口ばかりで、やることをしない。ケチなのである。資格団体などの、拠出金など、話にならない低額である。余裕がある人は、もっとしっかりと支援してほしいものだ。
それにしても、自民公明の態度は、何だといいたい。よくもそれで、政権をとってきたものだ。それは、官僚任せで、知恵をつけてもらって、よきにはからえなら、誰にもできる。今のこの時期、菅さんらは、自前の頭を使うことを諦めてはいない。しっかりやっている。
官僚は、あちこちで、相当のサボタージュをしているかもしれないが、それでも、菅さんらと心を通じ合って努力してきている層も見えるように思う。みんながみんな、旧勢力の味方であるとすれば、この国は、一切、動かないと思うからだろう。良心的部分もある。
この時期、みんなが、一生懸命に、力をあわすことができるならば、この国は、まだ、希望があると思うが、さもなければ、スッパリと、諦めて、滅亡の道を歩むほかない。それも、選択である。別に、そうなったからといって、地球が困るわけでもない。それは、日本国民の自業自得である。そのときは、諦めるしかない。