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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

選挙で意志の表明ができることだけでは勿論不充分

2011年05月08日 16時59分21秒 | 思考試行

チュニジアで、革命が起こった。しかし、民主化はスムースにはすすんでいないようだ。圧制がながく続き、どうしても、集団での意思決定について、習熟していない。信頼できる人が誰かが、はっきりしない。無理もないことである。

今、いろんなことが語られるべきだろう。何が大事か。日本のように、民主化ができている国のように言われているけれども、その内実はどうだろうか。

本当の意味で、弱者に味方する政権は、今までなかった。戦後、民主化されたといっても、それは、金持ちにとって、有利な制度であり、弱者は、管理し、懐柔の対象であって、主人公ではなかった。

今回、初めて、民主党政権が誕生して、不充分ながら、いろんな風景が見えてきた。しかしながら、民主党は、一枚岩ではもちろんない。小沢氏は、旧来からの政治権力をとるやり方であり、利権と結びつきながらの考え方であり、政治的に国民が一人前となって、主権を行使するという考え方ではない。

鳩山さんは、恵まれた財政事情を背景に、個人資産を背景に、政治勢力を育ててきた。友愛の理念は、いいとしても、そこには、本当に、弱者の側に立つという明確さは、ない。

アメリカ流の弱者切捨て社会、金持ちのための自由、こういう社会が、究極のものとは、到底思えない。ビジネスとして、戦争をしかねない態勢。儲けのためには、なんでもありの自己本位の体質。こういうものを、いかに、駆逐していくかが人類の課題として、出てきている。

国民は、自前の考えを持たなければならない。ゴマカシの哲学、考え方から自由にならなければならない。本当のモラルを獲得しなければならない。

そうでなければ、政治家の質も変わらない。国民の質にみあう政治家があらわれるのであって、政治家だけの責任に帰すことはできない。


やる気、受身、マルナゲ

2011年05月08日 10時34分50秒 | 思考試行

行動する自分自身が、やる気を出して、ことにあたる。そうしないと、何事もすすまない。

今度の災害は、困難に満ち溢れているけれども、やる気を出して、行動し始めたところは、物事が進んでいる。

「受身」であれば、それなりになり、「マルナゲ」であれば、おそらくは、うまく進まないだろう。

そうした、あたりまえのことが、実例として、はっきりしてくると、人間社会の仕組みがみえてくる。

それと、登場人物が、誠実かどうか、とか、自己本位でないかとか、金のもつ力と醜さ、善意と悪意、いろんな試金石がでてきている。

今、我々は、いろんな勉強をしている。マナコを開いて、誰が、何を言ってるか、何をしているか、権力者達がどういう態度をとっているか、権力奪取を目指している連中がどうしているのか、しっかりと見ておかなくてはならない。

倒閣運動は、いつの間にか、頓挫したらしい。あったりまえである。そんなことも解らないのかといいたい。こんな、連中が、政権を握ったりしたら、「マルナゲ」社会の、ろくでもない社会となるだろう。