仮設住宅をいつまでにするのか、菅さんは、お盆までには、希望者が入居できるようにしたいという、根拠は?とくる。
そんのものあるわけないではないか。問題は、幾つもある。そして、多様である。
菅さんの言い分は、それまでには、何とかしたいということである。あたり前の話である。それを、ネチコチと、責任問題にしようとして、質問しているわけである。
言い方を間違えると、大騒ぎとなる。国会の論議を聞いていると、嫌になるのは、小生だけではあるまい。背景には、自分の属する集団、派閥の事情がある。
その事情が、そのイジワルな質問をさせている。
行政は、法律を守ろうとする。それが、緊急時であるとか、今回のような「想定外」の災害の場合には、問題解決の邪魔となる。であれば、政治が、知恵を出して行政をコントロールしなければならない。
地元の集落が、自分達の頭で、仮設住宅の土地をだし、道路をつけ、プランを作り上げた。しかし、行政は、水道などの困難さを言う。それで、地元は、ボランティアの助けを得て、インターネットで、事情を流した。
あちこちから、援助があった。測量のプロが来た。木材がきた。道路作り、そして、大きな建物が、建った。モチまきをして祝う。笑顔笑顔である。水道がどうなったのかは、みそびれたが、恐らくは、何とかしたのだろう。
当事者の意欲がすべての始まりのようである。そこに、解決のスタートがある。