橋下知事は、府政改革に相当な成果を挙げているとは思う。すべてがいいのかどうかは、知らないけれども、建設業関係の手続きにいくと、あきらかに、合理的になっていたので、ビックリした。
それから、いいのかどうかは、分からないが、大きな、よくはやっていた府庁内の食堂が、無くなってしまった。外部の人も利用できるが、府職員のための、施設という意味合いが濃かった。安くて、うまかったのである。小生も、よく利用していた。
府がなんで、・・・とばかり、「正論」を、知事が吐いたのかもしれない。彼の目は、随所に光っているようにみえる。あそこで働いていた人達はどうなったのだろうか。配慮はあったのだろうか。
そして、ついに、学校行事における儀式における「踏み絵」を持ち出してきた。国旗や国歌に、起立しなければ、免職する場合もあるというのだ。そういう条例を、多数をしめた議会で通そうという。
これは、象徴的な事件である。職をかけるルールというのは、いってみればどうでもいいところに適用するべきではない。人の考え方の問題の領域というのは、いわば、どうでもいいことで、そこを規律しようとすると、「魔女狩り」のあやまちをすることとなる。
無理矢理、起立せよ、と言われれば、嫌だねという気分になる。強制されればされるほど嫌になる。お願いされれば、いいよ、テナもんだ。しょうもないことを強制して、支配力を強めようというつもりらしい。それは、アホのやることだ。