ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

はるばる来たぜ、浜名湖7

2020年04月30日 20時53分30秒 | ウォーキング

昨日は思わぬ新聞掲載があって
中断してしまいましたが
再度、浜名湖の続きです。

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浜松城天守閣の下の広場まで上がってきました。



ああここに井戸があるんですね。



浜松城には全部で井戸が
10本あったそうです。
飲み水など重要ですね。
ここの井戸の水は銀明水といわれています。

あれ?先日上った和歌山城の
石段の横にある井戸の水も
銀明水といわれてましたね。
この名前に何か言われはあるの?
と思ったらありましたねえ。

銀明水という名で有名なのは、
富士山頂の信仰遺跡群のひとつで、
富士山本宮浅間大社奥宮の東方にあり、
須山口登山道(御殿場口登山道)を
登りきったところにわく水なのです。
雪解け水が溶岩の間から
しみ出ているもので、
涸れもせず流れもしない霊水で
諸病に効果があるとされているそうです。

あの高い富士山の山の上に
わく水って不思議な水ですねえ。

あと硫黄島にもこの銀明水がありました。

洞窟の中にわく水で岩の光を映し、
銀色に輝いているそうです。
まあ行ってみればありがたい水
という名前なんで、
それを借りたのでしょう。

もし籠城するときでも、
水は必ず必要ですから、
城の中には他にも
よく出る井戸があったんでしょうね。



そんな井戸を過ぎたら、
天守閣の入り口が見えてきます。
石段を登って入っていきましょう。
天守閣の入場料もJAFで割引ですね。
いやあそれにしても、
ここも人でいっぱいですねえ。
このころはまだコロナ的には
平和な場所だったんでしょうねえ。

今だったら、コロナ討ち入りだあ
って感じですかね。
手袋を出せ~アルコールで応戦しろ~
なんてね。

パネルには家康のことがいろいろと
書かれてましたねえ。



家康は正室が二人に側室が
15人いたそうです。
そしてここ浜松城で三人の側室に
5人の子どもを産ませたそうです。
いやあなかなか豪快ですねえ。
うなぎパイをいっぱい
食べていたのでしょうか。

それと地名についても
おもしろパネルがありましたよ。



ある時家康がおなかが空いて、
小豆餅を売ってるお店で
それを食べたそうですが、
その時に敵方が攻めてきました。
慌ててお金を払わずに
引き返した家康ですが、
「ただ食いは許さん」と
おばあさんが追いかけて
お代を払わせたそうです。
なので食べたところが「小豆餅」、
そしてお金を払わせたところが「銭取」
という地名になって残っているそうです。
面白いですねえ。

そんなパネルを見ながら、
狭い階段を上っていきます。
すると上から、管理員の人が
降りてくるのですが、
doironの横で

「今日はかろうじて富士山が見えてるわあ」
とつぶやいてはるのです。

そうかあ、浜松といえば静岡県です。
もしかしたら富士山が見えるかも
とこっそり思っていたので、
そのつぶやきには
心ときめきましたねえ。

最上階に来て眺めてみましょう。



案内板で
え~っと、富士山はどこに?
と思いつつ、東側の景色を見ますと、
おお~なんとあそこに
見えているではないですか。



先程の銀明水も沸いている
富士山頂が真っ白です。

ほかの山とは雰囲気が全然違いますねえ。
燦然と輝いています。
カメラにしっかり収めたのですが、
そこだけやはり白くて飛びがちですねえ。
写真の照度を落としてみましたが、
やはりうまく見えません。
赤い丸の中に本当は
くっきり見えているのになあ。
普段あまり見えない富士山が、
こうしてくっきり見えているのは、
コロナの騒ぎで排出ガスが減り
空気がきれいになっていると
いうのもあるんでしょうねえ。

新聞にも載ってました。
二酸化炭素の排出量も
すごく減っているんだそうです。

でもねえ、ほんとは浮遊粉塵が濃かったり、
黄砂が飛んできたりしている方が、
コロナ拡散の件ではいいんだそうですよ。
粉じんや砂にくっついて
ウイルスが地面に落ちてしまいがち
なんだそうです。

だから中国のPM2.5も
こんな時にはいいかもしれませんね。

続く