今回歩くのも、もう終盤に
差しかかってきました。
あと残すのは和歌山城
くらいでしょうか。
気象台から西向いて城の方へと
歩いていきましょう。
するとその先の交差点に
「小人町」
という交差点がありました。
読みは「こびとまち」と読むそうです。
う~んこれは放送禁止用語かと
思ったら違いましたね。
昔殿様を守る下級武士たちの中で
槍とかを持っている下級武士を
「御小人(おこびと)」と
言ってたそうです。
その武士たちが住む町だったのですが、
明治になって殿様を尊敬する
「御」はつけなくていい
ということになって、
この名前が出来たそうです。
城の周りの武士たちの町ですから、
ほかにも駕籠をかついでいた人のいる
「駕町(かごまち)」というのも
あるとのこと。
さすがに城下町って感じですねえ。
西汀町に入ってお堀が見えてきたら
和歌山城ですね。
右手に虎伏山が見えてきました。
観光案内所の前を通り、
こんな案内を見ながら進んでいきます。
西の丸庭園は紅葉谷庭園
ともいわれています。
虎伏山の斜面を利用して作られた庭で、
池、植栽、岩、建物などが
作られて、紀州の殿様の
数奇や風雅を楽しむ場所
として作られていたそうです。
そこから山中の石段を
ずっと登っていきますと、
途中にあるのが銀名水という井戸。
水はたっぷり確保していたようです。
そして天守閣の広場に出て行きます。
あ、忍者がウロウロしていますよ。
ボランティアかなあ
と思ったのですが、
後で売店の人に聞くと
委託を受けてやっているそうです。
まあちょっと活用して
写真を撮っておきましょう。
忍者をやっつけるdoironと、
二人でニンニンのポーズです。
この日はもう天守閣内には入りません。
これまでに何度も入っているからです。
それよりもおなかがすきましたので、
天守閣広場の食堂でご飯としましょう。
この日は「梅うどん」をいただきましたよ。
うまかったです。
さあこれで今日の歩きは
終わりかなあと下に降りていきますと、
途中にこんな石が建っている
ところがありましたよ。
七福の庭と呼ばれています。
立っている石が七福神に
見立てられているそうです。
でもねえ、城内に何故この庭が
作られたのかはまだ不明だそうです。
さらに下っていくと、
最初城に入った岡口門の
ところに出ていきます。
ああ、そうだ、ここにあった森が
気になりますね。
すこし中を見てみようと入っていくと、
そこにはなんと「動物園」が
あったのです。
姫路や龍野など城の周辺に
こういう動物園が多いですね。
池田も公園にありましたねえ。
昔は人集めだったのでしょうか。
今の行政なら絶対作らない
施設でしょうねえ。
さすがにここも他度同様に、
無料ですので入ってみましょう。
あ、クマが出迎えです。
ミーアキャットもいましたが、
さほど強烈な肉食動物などはいません。
カピバラのほかおとなしい動物や
水鳥、孔雀などがいましたね。
で、この動物が人気だそうです。
それは「紀州犬」です。
二頭いましたが、誕生日が
同じなので兄弟なんでしょう。
「絢芽(あやめ)」
と
「皐月(さつき)」です。
おとなしい犬で、
ふれあい体験もしているようです。
顔を見たら優しそうな顔を
していますねえ。
でも走るのはすごい早いそうです。
そういえばdoiron家でも、
昔は白い犬を飼ってましたねえ。
長生きしてたけど、
doironが学生で4年間
家を空けてた時に亡くなりました。
名前は「しろ」でしたねえ。
彼女もとてもやさしい犬でした。
さあ、では本当にこれで
今日の歩きは終了です。
岡口門から出て駐車場に
向かいます。
あ、岡公園の傾斜の急な滑り台に、
学校がコロナで休みになったので
子どもがいっぱい群がっています。
東京、大阪などでも大量に
発生しているコロナウイルス。
一体暮らしはどうなって
ゆくんでしょうか。
doironの遊びは続けられるのか、
ちょっぴりやるせない毎日です。
おしまい