ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今年のお水取りを訪ねて1

2020年04月11日 21時14分12秒 | ウォーキング

さあて、次はどこに
出かけるかなあって考えてみた。

三月中頃の話である。

以前はというと、この時期に
よく出かけていたのは奈良だ。
東大寺のお水取りの季節になる。

二年前の同じ日にも出かけたことがある。
いつもは静かな二月堂あたりも、
この時期にはたくさんの人々や
その思いであふれかえる。
お水取りには各地から
大勢の信者がやってきて、
法被なんかを着ながらお水取りに
従事しているから、
雰囲気は独特だ。

まあ車で出かけていくんだし、
今年はさほど人も出ていないだろう
と見込んで、そこへと行ってみることにした。

こんなコロナの時だから、
今年はやってないかもしれないなあ
という心配は無用だ。
これまで1200年以上もの間、
戦争などもあったが、
足りない人を工面しつつ、
1回も途切れることなく行われているから、
まさか中止などということはあり得ない。
応仁の乱のときもやったし
二月堂が燃えたときも
三月堂で途切れずにやったそうだ。

ましてや東大寺の
修二会であるお水取りは、
天下泰安を願う法要行事であるから、
こんな時だからこそ
しっかり行われなければならない
というものである。

出かけたこの日は
この火のついた松を
いつもより多く転がす
という日であるから、
さぞや盛大に催されているだろう
ということで夜間の人が
最も多い日となる予定だ。

でもまあ今年はコロナのせいで
外国人の訪問なんかは
限られていそうだし、
行くのは昼間なので
問題はないはずである。

阪和道から西名阪を通って行ってみよう。



以前は県庁前の駐車場が満車で、



タクシーバスなどが
大渋滞を引き起こしていたのだが、
確かに今年は車も少なく
スムーズに侵入することができた。

駐車して歩いていこう。



県庁東の交差点を東向いて進んでいく。
途中、こんな案内板が立っている。



どうやら車両なんかの
通行止めは5時からのようだ。
今の時間は問題ない。

その先には氷室神社がある。



氷室に関する役割をはたしていた神社。



でもねえここの奉納した石には、
自治会などの記載が多いねですよ。
村の講なんかが活躍してたのかなあ。



やがて東大寺に向かう
お土産屋さんなどが並ぶところに出た。



例年ならもうこの辺でも
観光客がすごい。
大勢の外国人が鹿せんべいを持って
歩きまわっている状態なのだが、
今年は全然ガラガラである。
人よりも鹿の方が多かったかもしれない。

しかも、観光客が少ないから、
鹿せんべいなどを持った人の周りは
大騒ぎである。
角を振りかざして、
若い人相手にピーピーゆってる
鹿もいたな。

doiron
「何も食べ物持っていませんよ。」
というようなふりで、
足早に過ぎてゆきます。



まあそんな貧乏な姿は得意なもんです。

やがて南大門のところにやってきます。
ここの仁王像は有名ですねえ。



そうあの運慶、快慶の作といわれています。



この建物そのものも国宝ですから、
値打ちがあるというようなものですねえ。

この南大門のところから、
大仏殿が見えますが



そちらの方に進んでいくとなると、
有料となるので、そちらの奥には
入っていきません。

右手の山の方に上がっていくと
二月堂があるので、
その周辺の散策となります。

でもねえ、左手の方に
東大寺ミュージアムがあり、
その前に展示物が有るので、
それを見学しておきましょう。

そこにあったのは、
大仏さんの「手」の模型です。

まずは右手。



これは手のひらをこちらに
向けていますね。
これは施無畏と呼ばれる形で、
おそれることはないよ、
こちらに来なさいと言ってるそうだ。



そして左手は与願印といわれるもので、
我らの願いをかなえてくれる
ことを表しています。

ああ、手までありがたい。

でも気になったことがひとつあります。

大仏さんの手は大きくて
ありがたいのだが、
実は少し深爪のようでしたな。

続く

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さて、今日のコロナ対策第4弾

それはこれです。



これは、マスクですね。
交通安全啓発に伴い
駅前で仲間たちと
配っていたマスクです。

もう配布は人ごみになるので
今はできないのですが
以前はこれを配ってました。
交通安全対策と共に
マスクを付けてコロナ対策。

「マスクの安全対策で コロナに あワン」

こんな文字にかえたら
配布物も山のように
さばけるかもね~