ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 最東端の華厳寺2

2020年04月15日 21時08分02秒 | ウォーキング

これがdoironが和歌山県の
竜門山で見つけたギフ蝶の写真です。



もうギフ蝶最南端の和歌山県では
絶滅といわれていたのに
なぜでしょうか。



実は、大阪の葛城山から
こちらへ連れてきて
はなっているそうなんです。
和歌山県では
ミカン栽培に伴う消毒薬や
心無い人の乱獲なんかで
いなくなったのですが、
大阪産の蝶が育つことで
若干それらを取り返しつつ
あるのではないか
というところなんです。

そんなギフ蝶の絵がマンホール
のふたになっていますよ。

それを見ながら参道に出ますと、
このあたりはかなり
整備されています。



あ、道のわきに華厳寺迄の
道案内が立っていますよ。



1丁は109mですから
872mですね。

あ、なんと半丁ごとに
石が建っています。



途中にも駐車場があり、
そこには近隣マップや



三十三か所の案内とかが



建てられています。

西国三十三所は2019年に
日本遺産に指定されていますね。



じゃ、その日本遺産って
何かというとこれがねえ
日本の伝統的な文化の
ストーリを持つ文化財群で
文化庁が認定しています。

日本遺産については
非常に多様なので、
興味があればネットで
調べてみてください。
すぐに一覧なんかが出てきます。





華厳寺まで6丁くらいのところで、
南無地蔵菩薩があります。



このあたりは桜がたくさん
植えられており、桜のトンネル
のようになり、その満開の頃には
「谷汲桜まつり」というのが
開催されるそうですが、
残念ながら今年はコロナのせいで
中止となるそうです。



でも花は咲きますよねえ。

きっと大勢のマスクした
花見客がやってくるのでしょう。
お土産屋さんなんかも見てゆきます。



ここには満願成就蕎麦
なんかがありますよ。

そうなんです。
この華厳寺は三十三所の観音霊場の
第三十三番にあたるのです。
実は一番最初に那智を参ると
2番、3番と順に回ることになります。
そうなると、この華厳寺で
三十三所参りが終わり、満願となるのです。

それを蕎麦うどんの名前に
かぶせているのですね。



さあでは谷汲山華厳寺の仁王門です。

京都で作った十一面観音像を
会津に持ち帰る時、
急にここでその本尊が
重くなって動かなくなり
ここで堂を立てて守ったのが
この寺の創始です。

またここの山を彫ると、

燈明の燃料となる油が
湧き出したので醍醐天皇が
「谷汲山」と名付けた
といわれています。

石燈籠の並ぶ参道を歩いていきます。



灯篭の上には苔がもさもさに
生えていますね。
ここで祈っておけば頭髪満願成就
になるのでしょうかあ。

そして、ここには100度石ではなく
三十三度石が建っていますよ。



千度石というのは見たことがあるけど、
三十三度石は初めてです。
少しお得ですねえ。
そしてその後には、
なんと百度石も。



願いに応じてここでは
あちこちでぐりぐりと
回らないといけませんね。
お得な話ではなかったようです。

さあて、いよいよ本尊です。

しっかりお参りしましょう。

納め札もなくなってきました。



写真を撮っておいて、
作成することにしましょう。
そんな残り少ない納め札を入れて
お参りをちゃんとして、
さあでは納経帳に記載してもらいましょう
と、受付に行きます。

だいたい一回300円ですので
それを渡そうとすると
「900円です」といわれました。

え~っと思わず言ってしまいましたが、
なんとここは満願寺なので
3枚書いてもらうことになるそうで、
900円なのです。

あ、そうそう壁の鯉を触って
置かないといけませんね。
精進落としの鯉といわれています。



そうして全部をすませて
お参りは終わりました。

満願というわけではないのですが、
最東端のこの寺を回れたのは
とてもうれしかったです。
帰りはお土産屋さんにも寄り、
資料を採取したり、
展示物を眺めていたら、
こんな見事な箱だらけの
飾りをもらいましたよ。



地元の人が作成する、
不要パンフレットで作った飾りです。
横で折ってはりましたよ。
なんかとても熱いというか
不思議な情熱を感じましたねえ。

そんな高齢者の熱い想いを
感じた華厳寺だったのでした。

おしまい

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さて、今日の
コロナやっつけ対策第8弾は

近所をうろつく野良猫の話。
どこかでご飯をもらっているんでしょうが
たまに夜に玄関を閉めようとすると
家の前に座り込んでいるネコが
ガラス戸越しに見えていたりします。
どうもここで雨宿りとか
休憩をしているようです。
ある時気が付いたら植え込みに
猫の毛が残っていたりします。
何となくにおいも。

生き物だから嫌いじゃないのですが
無邪気に飼おうなんて気はありません。
だから、うちでは名前を付けて
こら~と呼びかけることで
家の玄関先にたまるのを
避けようとしているのです。

で、その名前というのが
「ころ吉」です
夜になって影があったら
「こら~、ころ吉」と叫んで
ネコ追いをしているdoiron
なのでした。

ころ吉=コロナ。
ネコに合わせてウイルスも排除。
そんなやっつけ対策を講じている
という変な話です。