ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

月日の流れは2

2019年09月27日 21時10分09秒 | 生活

この夏、エイが長期に休んでいました。
なのでdoironにとっては
長期に店をとじる理由も
わからないまま、
もう店止めるのかなあと
心配していたのです。

夜に散歩するときには
ついでに様子を見に行ってましたが
シャッターには「しばらく休みます」
という紙が貼られたままだったのです。

ところがある日曜日の夜です。
夕食後にミセスとそっち方面に散歩に行くと、
その張り紙がなくなっていたのです。

「お、これはまた店が始まるのかな」
と思い、わくわくしてしまいました。

なので翌日の晩飯を
外で食べようとそっち方面に
出かけてみると
「おお~開いているではないですか」。

懐かしい暖簾も上がり、
こうこうと電気がついています。

迷わずミセスと店に飛び込みましたね。
店に入るとママさんの言葉が、
「いらっしゃい」ではなく、
「ごめんね~」でした。

理由を告げようと店の人が
doironに携帯にしたけど、
どうも電話番号が
間違っていたようでした。
結局間違いを訂正せずに
そのまま日にちが進んで行きました。

首藤さんがいないので、
エイ仲間の人なんかとたまに行き、
エイでの晩飯を楽しもうと
していたのです。

でもねえひとつ心配は、
入院していたので参ったのか
ママさんの対応が鈍く
それがとても心配だったのです。
料理の注文がひとつ入るごとに、
前の注文を忘れていきます。

そういえば、doironの母親も
骨折による入院から介護が
始まったのでした。

母親を病院から連れて帰るときには、
もうまともな会話も
動きもできない状態でしたね。

エイのママさんも心の中で
いろいろあった挙句の骨折による入院です。
doironの母親ほどではないにしろ、
お店というハードな仕事から離されて、
一気に心の年が取ったなあ
という感じになっていました。

お店は、妹と二人でやっていますが、
妹さんもかなり戸惑っているようでした。

ママさんは耳が遠いので、
こっちで好きなように妹さんに
「まあ慣れていないから、
そのうち戻ってくるよ」
とか言いつつお酒を
飲んだりしていました。

ああ~エイの楽しい日々も
また始まるんやなあ
とかおもいつつ
日々をすごしていたある時です。

エイの友達から

「店がまた閉まっているけど
また何かあったん?」という
連絡がありました。

「え~それは知らんでえと」
返事しつつ店に行ってみると、
またシャッターに紙が貼られています。

「もうしわけないけどやすみます」
とのことです。

どうも電話番号の訂正も
しないままここまで来ているので、
前と同じく状況がよくわかりません。

ママさんと一緒に働く妹さんが、
マラソンをやっている
肥Gさんのとなりなんだという話を、
10年位前に聞いており、
世間が狭いなあと思っていたのですが、
丁度その肥Gさんと
三時間走の打ち上げで
お酒を飲んでいるときに、
エイの話をしました。

そしてなんとその肥後さんの
娘がdoironのエイ友達と
同じ職場なんだというのも
また仰天する出来事でしたな。

その肥Gさんに最近エイが
閉まっているけど、お隣さんは
何も言ってないと
聞いたりしていたのですが、
「何もないけど」との返事
そんな時に仁Oさんからの

「エイのママが亡くなったよ」
との電話が入ったのです。
なんかこの話は物語のように
つながって現れますねえ。
もうまるで人生という名の
観覧車に乗っているように
次々話がつながっていきます。

しかもその宴会で飲んでいるときに
肥Gさんは向かいに座り
よこには田B君という男の子が
座っていましたが
なんとその子も、エイの故郷である
九州の頴娃町の近くの出身だった
ということもまたとっても驚きでした。

話しはそんなつながりの中で
起こったことでしたからすごいです。

結局ママさんの妹すなわち
肥Gさんのお隣の人から、
doironさんに言ってほしい
といわれたという連絡で、
土曜日にはお別れ会をするので
エイに来てほしいとのことです。

行きますとも。
必ず行きます。

その日の三時間走の宴会が終わって
帰宅する途中いろんなことが
思い浮かびました。

首藤さん、エイの旦那さん、
そしてママさんとエイに関する
知り合いがどんどんなくなって
いくなあと思ったら
涙ぐんでしまいましたね。

高齢になると、これからも
こんなことが増えてくるんやなあ
と思いつつ、お別れ会の
土曜日は祭りの事も
キャンセルしていってきます。

あ、そうそうdoironが聞いた
ママさんの言葉が
店を出るときにまた言った
「ごめんね~」でしたね。
いやあ、ホンマに「ごめんね」ですよ。

今後お店はどうなるのかなあ?
そんなこともとても心配なんですが
とりあえずはママさんの
ご冥福をお祈りしに店に
行ってきましょう。