ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

北アルプス 追悼の涸沢6

2019年09月12日 20時37分41秒 | ウォーキング

今回の山行きの共同装備とかは、
首藤さんの初盆の時に
T本さんをわが家によんで
打ち合わせをしました。
でもねえ、ほとんど必要な整備は
T本さんが持参してくれる
ことになっていました。

doironの装備と言えば、
アルファ米で作るご飯と
必要な水類くらいでしたねえ。

ガスコンロ、カップヌードル、
コーヒー、ウイスキーなんかは
全部T本さんが持ってくれました。
doironの病気の事なんかにも
気を使ってくれたのでしょうねえ。

雨がうまく上がっている時間に
そんなガスコンロで湯を沸かし、
横尾橋の下で食べたカップヌードルは最高でした。



このあたりももう平地的に歩ける
上高地の最深部です。
ジムの友達は昔ここでカモシカを
見たといってましたなあ。

ここで標高は1620mですから、
ここから横尾谷を経て
コースタイム3時間で距離6キロ、
標高差700mを上がって
いくことになります。

ここからdoironもステックを出して、
さあここからです。



自分の体に注意しながら、
頑張って登っていくことにしましょう。

さて出発だという直前に、
短パンはいて筋肉満々の足を
さらして5人くらいの
中年おばさんたちが、
「行くぞ~」とかいいながら
横尾橋を駆け上がっていったのが
印象にのこりましたね。

世の中にはいろんな人たちがいます。

まあ自分も昔は、
いろんな変な人たちでしたがね。

しばらくは横尾谷の川の横を
気持ちよく山歩きしていきますが、
30分くらいでいよいよ
登りの部分が増えていきます。



道のわきにはこんな大きな
キノコがあったりするのを見つつ、



雨を避けながら写真撮影もしていきます。



お互いに追い付いたり
離れたりしながら進んでいきます。
まあこの辺り分岐点がないので、
離れても少し立って待っていれば
必ず合流することができます。

休憩して遅れてたbibiさんも
追いついてきて、お先に~と
抜いていきはりましたねえ。

このあたり、天気は少し落ち着いてきます。

雨がふっているような
ふっていないような。
木の下を歩くのでわかりにくいですねえ。
そして左側に大きな岩場が
見えてきましたよ。



これが国内最大級の岩場である
「屏風岩」です。
下からグルリンと見上げていきますと、
おお果てしなく岩が立ち上がっています。
表面が平らな岩なんかは
ピカッと光るような感じで
そびえています。
こんなところを上る人も
いるのかなあ。

あ、上部の方から水が滝のように
流れてきていますよ。
すごい大自然です。



僕らが何時間もかけて登る山の
標高分の水を数秒で
流しつくしてしまうんですねえ。
重力は恐ろしいです。

二人で思わず立ち尽くして
みてしまいました。

そうそう、ここでは動画を
撮影している人がいましたねえ。
三日間、結構な数の動画撮影者を
見ました。
ユーチューブなんかで
あげるんですかねえ。
雨の中、機材の管理や撮影も
大変だっただろうと思います。

さあだいぶ景色も本格的に
なってきましたよ。
いよいよアルプスの雰囲気が
濃く漂い始めます。



しばらく行くと、そこには
横尾谷をわたる本谷橋が
かかっていました。



降り続いた雨で川に
かかっていた木の橋は
崩れていますので、
その上の吊り橋を渡っていくのです。

と、その前にここは天気も少し
回復していたので、
河原を目の前に見ながら
コーヒータイムです。
そうそうこの日doironは
マグカップを忘れてきてしまったので、
横尾で一つ買いました。



だって山小屋でウイスキーを
飲んだりするのにも
必要ですからね。
買ったカップは二重構造で
飲み物保温型です。
これはまあdoironにとっては
いいお土産になりましたね。

そんなマグカップで、
ゴーと音を立てて流れる
横尾谷を眺めながら飲む



コーヒーのおいしかったこと。

続く