ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

淀川完歩1 琵琶湖をスタート

2015年07月07日 21時37分24秒 | ウォーキング

熊野古道の旅も秋まで休止としている今、
新たに取り組もうとしているのが

「淀川完歩」だ。

琵琶湖を出た水がどんな景色の中を通って、
大阪湾に注ぐのか
川沿いを全て歩いてみようというもの。

これだけあっちこっち歩き回ってまだ行くか、
って感じでしょ。
自分でもヒマなのか忙しいのかわからないくらい、
ほっついています。

でもねえ、ただほっつくだけではないんですよ。

このほっつきを、
フリーライターとして今の新聞以外の
別の仕事にもつなげて行けたらと、
目に見えないところで
いろいろと努力はしているのじゃよ。

まだ今のところ全然日の目を見ないけど・・・。

でもくじけないもんね。
ヒマを利用して忙しくあちこちほっついて、
ライター財産を蓄えているところなんだからね。

まあ、その辺のところは
ミセスもあきらめ半分で納得しているから、
あちこち彷徨的わけわからん取材に
出かけさせていただけていると
まあそんな次第だ。

では、今回新たに始めようとしている
淀川完歩について、
最初に理解しておくべきことを
もう少し書いておこう。

日本には河川が2万本以上あるといわれている。

意外に知られていない水大国なのだ。
国土のほぼ全域で蛇口をひねれば
当たり前のように飲料水が出てくる国は
世界的にも珍しいそうだ。

気候と狭い国土、たくさんの山々が
そんな日本の水環境を作っている。

近畿の水がめである琵琶湖から流れ出す淀川は、
流路の長さは約75キロ。

うひゃー長いなと思ったら、大間違い。

全国的に見てもベスト10にも入らないのだ。
日本最長の信濃川と比べたら
五分の一ほどの長さしかない。

だが、流域内人口は倍以上ある。

そして淀川で日本一なのは、支流の多さ。

全部で965本もあり、
全国2位の信濃川の880本を
大きく上回っているそうだ。

その姿を思い描くと
川を血管に例えるのなら
毛細血管の多いマラソン選手のようで、
それは多くの人々の
生活の隅々まで張り巡らされている
と言いかえることができるだろう。

淀川は琵琶湖から瀬田川として流れ出し、
宇治川となって最後は木津川、桂川と合流して
大阪湾に注いでいる。

その川沿いにはほぼ全線にわたって道があり、
それを全て歩くことを「淀川完歩」という。

この先どんなふうにdoironの
淀川歩きを進めていくのかは決めてはいない。

左岸と右岸の両方に道があれば、
両岸を歩くのか。
また途中から歩いて区間をつなげて
完歩としようと思っているのか、
あるいは日本一多い支流をどう見るのか等々、
基本的なことは何も決めていない。

ただ途中に名所、旧跡があれば
寄り道もしていくことにはなるだろう。

まあ、いろいろ最初から決めていても、
人生思い通りに行くとも限らないからね。

とりあえず始めることが大事なのだ。

というようなことで、
さあ、新たなチャレンジの始まりである。

ボチボチと歩きはじめよう。

doironにとって歴史的となる第1歩は、
少し前に下見に来た琵琶湖歩行を踏まえ、
琵琶湖と瀬田川の河川管理境界から始まる。

そのまさにスタート地点がここ。



おあつらえ向きな看板が、
大津湖岸なぎさ公園の南端に立っているではないか。



足下にはほら、距離票も設置されている。



ここにいちばん近いであろうこの駅から、



意外に古い街並みの残る街を抜け、



琵琶湖に向かってテクテクと歩いて
この場所に到達した。

そうかあ、琵琶湖は滋賀県が、
瀬田川は国土交通省の管理になるのか。
三日月さん(滋賀県知事)さようなら、
こんにちは太田さん(国土交通大臣)てな感じですな。

先ほどの距離標がずっと続くのかな
それともこれもまた熊野古道のように
通過自治体でかわったりするのかなあ。

途中こんな距離標もあったけど



これがずっと続くのか
歩いてみないとわからない。

道に一里塚や丁石があるように
川沿いにはどんな表示があるのだろう。

さていよいよと続く。