義父さんが亡くなって、はや5カ月。
納骨も散骨も済ませて、
ようやくひと段落しました。
しかし長年連れ添っていた義母さんの気持ちは、
まだ落ち着いていないようでした。
生前は色々と悶着はありましたが、
それらすべて含めて
日々連れ添っていたから無理もありません。
最近は、寂しそうにしている姿を
垣間見ることもたまにありました。
先日、そんな義母さんが
86歳の誕生日を迎えました。
米寿や卒寿といった節目の年ではありませんが、
ひとつここは盛大にお祝いしてあげて
楽しませてあげ、元気になってもらおうと、
超豪華誕生日会を催すことにしたのです。
実は先月からこの計画は進んでおりました。
祭りの打ち上げで行ったお寿司屋さんに、
超豪華料理を発注しておきました。
おしながきは、フグのうす造り、つまり「てっさ」。
そして伊勢海老の刺身。
さらに上にぎりです。
聞けば今、伊勢海老は大変高価らしいので、
3尾頼もうと思っていたところ、
大きいのを1尾さばいていただくだけにしました。
それでも合計ン万円の料理です。
一体、どれだけ記事を書かねばならんねん
という額でしたが、まあ、ここはひとつ大奮発です。
誕生日当日は義母さんが住んでいる
小さな家でパーティーを行いました。
先ずは伊勢海老のプレゼントの贈呈式です。
目を丸くして驚き、大変喜んでくれました。
造った時はまだ動いていたのに、
もう動きはおさまっていたのが残念でしたが・・・
そして、じゃ~ん!これが料理の全貌です。
てっさは大鉢に入れてもらえばよかったかなあ。
その上で、お箸でザ~っととってもらうようなね。
お酒は、ビールと先日ジム友にいただいたこの濁り酒。
さすがにヒレ酒は用意できませんでした。
初めてお会いした時、
義母さんは54歳でした。
そう今のdoironより若かったんですねえ。
月日の流れはすごいものです。
そんな話やひ孫たちの話をしながら
楽しいひと時を過ごしました。
来年もまた豪華にするよと約束して
めでたくおひらき。
義母さん長生きしてや。