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ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

殿尾山は、どのお山?後編

2013年04月22日 21時31分06秒 | ウォーキング

アスファルトの道が行きつくところ、
そこが二つの池を越えた
登山口ともいうべきところです。

そこでは道も2本
(厳密にはダム湖沿いの道を入れて3本)
に分岐しています。
左に伸びる1本は明るく、歩きやすそうな道。



そしてもう1本は右の暗い山の中に入っていく道。



しかもそこにはこんな看板が・・・。



ついつい左の道を選んでしまいそうですが、
正解は右の道です。
道の両側が私有地なので、
道をそれずに入山しなさいということでしょう。
小さな橋を渡ってすぐ、
右の樹にこんな案内があります。



そこから上を見上げますと、
樹に赤いテープが
点々とつけられているのが見えます。
それが最初の急登の始まりです。

えっちらおっちら登っていき、
稜線に出たところにはこんな看板があります。



有終の美って・・・

その看板に沿って、
こんな稜線の道を歩いていきますと、



やがてすこしガレているこんな場所に出ます。


さすがにかなり標高を稼いだここからの
眺めはなかなか素晴らしかった。
ここへ来るまで越えてきたダム湖の向こうに、
遠く関空もかすんで見えていました。

そしてさらに進んでいく道には、
こんな獣のフンがたくさん落ちています。




食事中の方はごめんなさい
ていうか、パソコン見ながらの食事はやめましょう

しかし、こんな山の中で
ここまで誰にも会わずに登ってきたので、
獣の痕跡というのは少々気になりますね。

熊取に近いし・・・
熊はいなくてもイノシシ出そうだし・・・
イタチにかじられそうだし・・・
ツチノコ踏みそうだし・・・

と思ったところで、
道の脇で、ガサガサっと大きな音がしたのでびっくりしました。

同時にバサバサという羽音もしていたので、
キジかツツドリといった大型の鳥だったのでしょう。

ウヒョーと、肝を冷やしました。

次回は生き物除けにカウベルをつけてきたほうが
いいかもね。

歩き始めてちょうど1時間で、
最初の目標にしていた鉄塔に到着しました。

そこにはこんな標識もありました。



水を一口飲んだだけで
ほとんど休憩をせず、
引き続き殿尾山を目指します。

主稜線を歩くと、
顔に蜘蛛の巣がまとわりついてくるところをみても、
ほとんど人が通らないことがわかります。

杖になるくらいの枝を拾って、
顔の前を掃いながら歩きました。
でも、不思議やね。木の枝を振り回してたら
歌を歌いたくなるのは何故でしょう。

森のくまさんを歌いながら
(あかんあかん)
鉄塔から5分で少し広いところに出ます。
そこにはこんな標識がありました。



現地点てどういうこと?
鞍部だし、何も見晴らせないし
本当の殿尾山は、どのお山?
と、お~っとここで
タイトル文が登場です。

見ると右に少し登っていく道があったので、
三角点でもあるかと行ってみたところが、
そこにありました。
これが殿尾山の山頂です。



尾根道からは少し離れていたようです。
標高は370m。
ただし、ここも見晴らしはよくありません。
木に囲まれています。
写真撮影をしてすぐに離脱しました。

そこからもと来た道に戻り、
右折してさらに進んで行きます。

そしてやがて大山分岐にたどりきます。



そこを左折して、
大山経由で降りようとしましたが、
道が荒れているのに加えて、
赤テープのしるしもはっきりせず、
迷いそうなので、
しかたなくもと来た道を引き返すことにしました。

ガイドブックには整備されていると
書いてあったのになあ。
やはりこういう山のガイドは最新のを
見ないといけませんな。

単独行の場合、道がわからなくなるという
こんな局面では非常に不安になります。
でもここであわててはいけません。
迷いながらも慎重にコース取りをし、
なんとか元来たコースに戻ることができた時は、
正直ほっとしました。

下りていくのと上がるのとでは、
違う道をとってしまう可能性が大きいからです。

元の主稜線を
こんな看板を見ながら



先ほどの鉄塔下まで戻りました。
ま、ま、ま、マッタケが生えるのね。

そこでマッタケのにおいをおかずに
(ないない)おにぎりの昼食をとり、
あとはもと来たガレ場、
急こう配の下り、
二つの池を順番に越えて
駐車場に戻ったdoironなのでした。

全行程約9.5km、
13200歩の徘徊でした。
要した時間は2時間半。
久々に1メガカロリーを消費しました。



早春のトレイルはほんとに気持ちがいいですね。
これでもっと走れたら
さらに世界が広がるのだが、
ま、そのへんはぼちぼち行くしかあるまいて。

山はこの辺にして
またこのあと徘徊親父は
街道歩きに戻る予定です。