ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

おおっ!?紀州街道 前編

2013年04月05日 21時24分59秒 | ウォーキング

泉O津市は今年市制70周年を迎えている。
その周年事業を盛り上げようと
駅周辺に掲げているのぼりがこれ。



てなわけで、紀州街道の
地元部分を歩くブログのタイトルも
これにあやかって
「おおっ!?紀州街道」といたしました。

北助松駅を始点として
歩き始めたのが午後1時半。
タニタの活動量計をチェックして
いざ出発です。

駅前を出て10歩も歩けば
すぐそこにあるのが

助松神社



doironの氏神様である曾根神社とは
関係の深い神社で
祭のときには、この神社の氏子と
曽根神社の氏子のだんじりが
一堂に集まります。
昨年はこの神社の氏子も入れた
8町連合の年番長も
させていただきました。

ところで、この助松神社には
東天紅が飼われています。
それも放し飼いです。
そんなふうに神社で鶏が飼われるのは
菅原道真候の時代背景から見ても
非常に珍しいんだそうです。
りっぱな鶏でした。

そんな神社を右手に
府道堺・阪南線を渡り、一方通行を
逆行して歩き、突き当たったところが
昔、紀州の殿様が参勤交代に向かう道として
行き交った街道の一つである

紀州街道

なのであります。

そこを左折し、南下する形で
今回の紀州街道泉大津市内の
歩き旅が始まります。

カナメモチの赤がきれいな季節やね。



今はここから海までは
臨海の埋め立て地があるので
ずいぶん離れていますが
昔は、この道の右側には
近くまで海岸線が迫っていました。

doironも昔、助松の浜に
海水浴に来た記憶がうっすらとあります。
ガッチョに足を指されて
泣いたりしたのを覚えています。
そんな風に海が近いので
この辺りは海抜わずか約3mと
書かれたプレートが電柱に張られてありました。

ちなみにdoiron家は海抜8mです。



街道に入ってしばらく行くと

田中本陣

紀州の殿様が参勤交代で
旅するときに、ここで小休止という家ですね。
(ほんまか!)

南側は見事な築地塀とその上に
屋敷森の深さをうかがわせる樹、樹、樹。



そして立派な門構え





さすがに「登録有形文化財」だけのことはありますね。

ここまでは歩き始めて6分。
歩数でわずか600歩でした。

さらに南に向かっていきます。
この辺りは、小学生の頃
同じ学区でしたので同級生の家も点在しています。

そして、泉大津中央線の高架が見えてくるところで
左に延命地蔵と



その横の広場の一角に
紀州街道の案内板が建っています。



ここに地図が載っているのですが
どうも紀州街道は見る資料によって
微妙にコースが違います。
特に、堺阪南線とかぶっている部分に
違いがよく見られます。
山手を通る熊野街道と違って
海近くを通る紀州街道は
早くから交通の整備がすすめられていて
旧道が明らかでない部分があるといわれています。
でも安全に歩くことを考えて
doironはなるたけ交通量の少ない
生活道路を選んで歩くことにします。



高架をくぐってさらに南下すると
泉大津駅のツインタワーがコースの先に
見えてきます。
この辺りは泉大津市内でも屈指の住宅街を歩きます。

そして松ノ浜の駅下がりで歩き始めて15分。



松ノ浜温泉を過ぎると
道はそのまま府道堺阪南線へと合流していきます。



交通量はあまり多くはありませんが
車の走る府道を100mほど歩き
大型家電店の交差点を右折して
住宅街に入ります。
資料や他の人の報告によっては
そのまま500mほど府道の歩道を
進んで行ってるようですが、
先にも書いたように静かな道を選びました。
この辺は地元の人間ですから
先の見通しはちゃんとつけています。

このさき右折してさらに浜の方に行くと
見事な桜通りに出るのですが
それだと明らかにコースを
逸脱することになるのであきらめることにして、
昔の村中を右に左に曲がりながら
進んで行くと、やがて大津神社に差し掛かります。



右が神社、先に見えているのが
泉大津最大の商店街アーケードの入り口です。



大津神社には歩き始めて30分で到着です。
歩数にして2800歩ほどです。
ちなみにこの神社には
今年も初詣にきて
「大吉」をゲットしております。

冒頭の助松神社
doironの氏神である曾根神社
そして和泉二の宮といわれる穴師神社と合わせて
市内4神社といわれています。

そんな大津神社を後にして
ここからはしばらく
商店街の中を歩きます。

気のいいおばちゃんが店番をしている
天ぷら屋さんを過ぎて少し行くと
銭湯に出てきます。



この辺りは地形的に見て
どうやら、水路が通っているようです。

そうジダンに調べておくようにと
彼のブログでフラれた橋のかかっている
水路の下流がこの辺りです。

なので、しばし街道を離れて
寄り道をすることになるのですが・・・

その宿題と紀州街道後半は
次回に続きます。