ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

熊取 プチトレイル 

2013年04月20日 21時19分49秒 | ウォーキング

この季節、街道もいいけど
若葉の中を動き回るトレイルも楽しい。

そこで、どこかのプチトレイルに行ってみようと思い立ち、
図書館で借りたこの本で
コースを探ってみました。



この本は山と渓谷社が出しており、
身近な里山も書かれてあって
なかなかの優れものです。

地図は小さいけれど、
別の大きな地図を用いて、
街道歩きの時のように
事前にオリジナルコース図を
作成すればよいしね。

で、今回はその本のページを繰っていろいろ考えた挙句、
熊取の雨山周辺のコースをセレクトしてみました。

大阪体育大学から山の方に入ってゆき、
永楽ダムという堰止湖に至るコースは、
くまとりロードレースという大会の舞台となっており、
そのダムの周りに連なる山々は、
ちょっとしたハイキングコースになっています。
熊取町のホームページには
こんなマップも掲載されています。
必要な方はそちらをどうぞ。

雨山ハイキングマップ
熊取町ホームページより

ここはかつて何度か訪れたことがあるコースです。

最近では、冬イチゴの収穫に来ました。



その前はむかごの収穫でした。

なーんか、食糧がらみが多いなあ。

そして今回のプチトレイルの目的は山菜狩り・・・ではなく、
新しい試みとして
久しぶりに弁当を作ることにしてみました。

以前、いろいろとキャラ弁を作っていたことを思い出し、
久しぶりにがんばって作ったのが

これ。


ソーセージの下には卵焼き。
ご飯面は山の噴火を表しています。

これからは街道を歩くときにも弁当を入れようと思っています。
質素倹約だからね。
それに弁当だと食べる量も決められるので、
ダイエットにもなろうってもんだ。

昼はお弁当ダイエット、
夜はワンプレートダイエットね。

ダムの入り口に車を停めます。
このあたりは、少し前なら桜の季節で
花見客が押し寄せていたから、
道端にこんな看板がありました。



山の中に、ちょっとした珍百景出現です。
こんな静かな山道で、混雑緩和って・・・

そしてダムに向かって歩き始めます。
今回のコースの最初の目的地は、
ダムから見上げると、
急斜面の上の方にちょこんと見えるこの展望台です。



車の走れる道からいきなり階段が始まります。
それが登山道です。



ここら辺りはダムに向かって急斜面になっています。
ていうか、そういう地形だから
ダムを作ったんでしょうねえ。

いきなりの急斜面をえっちらおっちら登っていき、
尾根に出るとそこは
展望のきいたトレイルコースでした。



泉南独特のがれ場もあったりして
なかなか面白いコースではあります。

高校の時に「泉南酸性岩」とか習ったのを思い出しました。

つつじも見ごろで、
先日歩いた堺の里山でみたのと同じつつじが
ここでもいっぱい咲いていました。



気持ちのいい山道を25分ほど歩くと展望台に到着します。
ここからの眺めは360度抜群です。

365度といってもいいほどです。
ってわけわからん。



手前に永楽ダム、遠くには関空が見渡せます。

展望台には平日のこんな時間ですから、
案の定、誰もいませんでした。
おお~貸切だぜ!と喜びつつも、
風が強かったので
下の芝生に持ってきたシートを広げて弁当を食べました。

ノンアルコールも飲みながら、
花見ではなく、
緑見としゃれてみたわけです。

帰りは少し道をそれて、
以前山の中で見た駐車禁止の表示が
まだあるかどうか確認に行きました。

あれこそ珍百景やもんね。

で、ありました。こんな山道に・・・



チャンチャンチャンチャン、ジャーン

これ。



えへ。
たしかこのネタは2回目です。
でもまだこの景色が残っていたのでうれしくなってつい
出来心で2回やっちまいました。

しかし、いつみても珍百景でしょ。

そして元来た道を戻っていきます。
来るときには気付かなかった
蛾の痕跡を二つ見つけました。

一つはこれ。



自然の造形というのはまことに深い。
実に面白い!(ガリレオ風に)

こんな網目のマユってどうですか。

まゆゆもびっくりです。
(はいはい、精いっぱい若ぶってます)

そしてもう一つがこれ。



30年ほど昔、二上山で同じものを見つけて以来かな。
ウスタビガのマユの緑はとてもきれいな緑です。

地面に落っこちていたのですが、
通常は樹の高い枝にぶら下がっています。
降るとカラカラ音がしたのは、
中に幼虫がいるのでしょうか。
高い枝のところに置きなおしておきました。
蛾の恩返しがあるかもしれません。

いらんいらん。

こんなコースや



こんなコースを歩き回って、



ネイチャーと触れ合うと心身ともに癒されますね。

さて次はどこ行こう。