ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

紀州街道を歩くさかい その4

2013年04月17日 22時34分42秒 | ウォーキング

みちのくふらり旅を終えて帰ってきました。
現在写真データ等を整理中です。

とりあえず、紀州街道を
引き続きお読みください。
今回は浜寺公園周辺です。


何度も通ったことのある道なのに
じっくり歩くといろんなことに
引っかかります。
紀州街道の歩き旅を
書き綴っているものの
話が寄り道ばかりだから
なかなか進まない。
ここからは心を入れ替えて
しっかり歩き旅を紹介しようと思ったのですが
なかなかそうもいかない
doironなのでした。

今回のお話の舞台である浜寺公園は
泉州マラソンスタート地点としても
おなじみの公園です。
なんでも日本で初めての都道府県立公園だとか。
そしてこの公園の片隅にも
ちょっとした逸話が残されていたのです。

大会時には、かなりレトロな浜寺公園駅



を降りて公園に向かいます。
この駅は案内板によりますと
明治生まれだそうです。



大正生まれのうちのおやじより古い!

そしてこの駅舎の南側には
「ステーションギャラリー」なる看板が
掲げられています。



ここはなんでも、沿線の人の作品展示発表などに
有料で利用できる仕組みなんだそうです。

ふむふむ

そんな駅舎を後にし、左手に
「ちん電どら焼き」と「松露だんご」の表記が
気になる和菓子屋さんを眺めつつ



また右手に阪堺線の「どこまでのっても・・・」の
運賃の看板貼紙を気にしつつ



府道を横切って
公園に入ったところをすぐに右の松林に入っていくと
大きな石の碑が建っています。



これにはその昔、財政難から
浜寺公園の松をどんどん伐採していた時に
そこを訪れた大久保利通が読んだ歌が
刻まれています。



つまり、どんどん松を伐採していく行為を
嘆いた歌だと言われています。

「音に聞く 高師浜の 浜松も 世のあだ波は 逃れざりけり」

この碑は彼がこの公園の松を惜しんで建てたことから

「惜松の碑」と呼ばれています。

泉州マラソンの時に、
毎年みんなが集まるところからすぐのところに
こんな碑が建っているとは
思いもよらなかったですねえ。
歩きならではの発見です。

とまあそんな寄り道ばかりせずに
先を急ぎましょう。

この公園に沿って、紀州街道は
府道の歩道を行きます。
そして公園の北の端を越えたところで
右折をし、線路を越えてすぐに左折する道へと
街道は続いて行きます。

と、その前に
角のコンビニで小休止しました。
心地よい気候とはいえ、
脱水は禁物のdoironです。
水分補給に持ってきた薄いスポドリを飲むと同時に、
ここで買った今話題のこのコーヒーと
キョロちゃんチョコをいただきました。



ここまでで約1時間30分が経過していました。
この後、諏訪ノ森、石津、湊と
続いて行きます。